2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年01月

≫ EDIT

お礼

真駒内石山堂へおいでいただいた全ての皆様に心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
まだまだアップできていない項目があります。
どうか気長に見守ってくだされば嬉しいです。
年が改まってからも引き続きよろしくお願い申し上げます。

| 徒然 | 23:34 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

御用納め

早く寝たので起床7時半。今日も暖かい。天気は快晴。気持のいい朝だ。今日が当店の御用納め。12時で店を閉め、店の大掃除をして真駒内の「蕎麦ん花」で昼食。妻はかきあげ蕎麦、オレはねばねば蕎麦(納豆とトロロ)。メニューを見ると昨日杉村が言ってたように酒の肴が増えている。うん、これなら呑む場として有力候補だ。最初のころ一度ここで呑んだのだが、肴が少なかったのだ。なんといっても蕎麦自体がしっかり腰があって旨いのだから、これなら合格だ。年越し蕎麦を買って帰る。引き続き店に戻り、後片付けして4時半終了。家に戻り、図書館から借りてきた山田風太郎『地の果ての獄』を読み始める。冒頭から引きつけられる。面白い。これはちくま文庫で読みたかったな。正月の準備を終えた妻と12時過ぎから慰労のビールを呑む。呑み始めると止め処がなくなる。いいよ、いいよ、明日から休みなんだからというと、なに言ってるの、明日は家の大掃除よと叱られる。マジかよ。

| 徒然 | 23:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

最後の忘年会

起きると雪が降っていた。気温が高いので雪が重い。雪かきも重労働。大汗をかく。案の定、昼前には雪が雨に変わる。こんな日は暇だろうと予想したが、外れた。こんな日に来てくれてと感謝の思いで一杯になる。夏場の不振を11月12月で少し挽回でき、ちょっと安堵する。午後から少し客足も止まったので、入浴する。今夜は、真駒内石山堂の忘年会。真駒内に新規オープンしたつぼ八。先日、妻が親子で忘年会をしてまあまあだったというので一度は行ってもいいかとここにした。道路がグチャグチャで水溜りになっているというので、長靴で行く。これも地元のいいところ。杉村と電脳番頭上り濱夫妻の4人。ビール、日本酒。バカ話で終始する。今年はいろんなことがあったが、そんなことは、いいことも悪いことも全て忘れて来年も愉しくやろうぜと言い合ってお開き。例によって電脳番頭の娘さんに杉村、そしてオレの順で送ってもらい帰宅。お決まりのモモの散歩を済ませ、早々に寝る。

| 徒然 | 23:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

労働の報酬

さすがに今朝はパッチリと目を覚ます。ここまで押し迫ってきたから今日はヒマだろうと踏んでいたが、さにあらん。最盛期並みに忙しかった。明日から大荒れの予報なので午後から一気に配達を終える。店に戻ったら5時を回っていた。携帯に着信記録があり(忘れていったのだ)、柏艪舎の飛田さんから3件もあるので、大急ぎで電話すると、A新聞のSさんから『国立の先生 山口瞳を読もう』の取材をしたいと連絡があったという。教えてもらった番号に電話するもつながらない。なんだ、と切ると、おっつけSさんから電話がくる。『国立の先生』を読み、今日ようやく『変奇館の主人』も入手したというので、恐縮する。これを読んだ上で話を聞きたいので、1月3日再度電話をくれるという。丁寧な取材で感じ入る。年末対応で今日から閉店6時とする。モモと散歩しながら帰宅。一生懸命働いたのでビールをいつもの倍呑む。

| 徒然 | 11:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

懐かしの秋田明大

昨夜の夜更かしが祟って眠い。午後から配達を兼ね、「ポエム」へ珈琲豆を買いに行く。ジャーマンロースト3キロ。これが1ヶ月の消費量だ。毎月1日の特売日が1月だけ年末になる。「ポエム」のジャーマンローストを飲み始めて40年近くになる。何回かあれこれ試したが、結局最後はこれに戻ってしまう。大学受験で上京して、真っ先に行ったのが阿佐ヶ谷の「ポエム」だった。永島慎二の『漫画家残酷物語』などの作品で憧れていたのだ。店に戻ると秋田明大『幻視行−くたばりぞこないの唄』が届いていた。目録の注文だが、時間も随分経っているので、外れたと思っていたからとても嬉しい。秋田明大は日大全共闘議長であり、あの当時のヒーローだった。信州大の議長だった猪瀬直樹のような権力志向の強い人間もいるが、秋田明大のような人間もいる。夜は、大学の先輩(8月30日に記した)2人ともう一人ゲストの4人で忘年会。ビール、ギネス、芋焼酎のお湯割り。酔いが回ってくると眠くてたまらず、10時でお開き。もう1軒の声を振り切り地下鉄で帰ってきた。妻とモモが迎えに来てくれる。モモが大歓迎で舐めてくれるのはいいが、鼻の穴まで舌を入れられるのには閉口する。夜の散歩に行って布団にもぐりこむ。

| 徒然 | 11:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

つい夜更かし

定休日。明け方寒くて目が覚めるが、今冬一番の冷え込みだったという。11時起床。久しぶりにたっぷり寝た。快晴だが気温が低い。午後からまたぞろ本の探索。1冊だけ見つかる。思っていた以上にオビのスレがあるので、愕然とする。あと1冊は未だに見つからない。知人からの注文で、ゆっくりでいいと言われているが、なんとか年内には送りたい。ネットで若松孝治の新作『実録・連合赤軍』の撮影日記を読む(日記はスタッフが書いたもの)。日記も面白いが、それを読んだ読者の書き込みも面白い。例えば、インターを歌うとき、立て、飢えたるものよ、と始めるのではなく、イントロに、ああ、インターナショナル我らがもの、とやってから、立て〜と始めた、という史実(笑)の訂正だとか(記憶では両方あったように思う。集会などで歌う場合はイントロあり、カンパニアデモで歌うときにはイントロなしだった気がする)、赤ヘルメットの前面に白字で大きく社学同と書くことはなかった(これはその通り、見た覚えはない)とか、重信房子と遠山美恵子は親友という設定は間違い、遠山は重信に心酔していたとか(これもそうだと思う。重信房子にはカリスマ性があった)。映画を早く見たい。夕方、山口良平さんから餅が届く。量もハンパじゃない。早速切って磯辺巻きで食べると、スゴイ! ここまで肌理が細かく滑らかな餅は初めて。もち米がいいのだ。その美味しさに感動する。自慢するだけのことはあると納得する。餅は大好きといってしまったが、まさか本当に送ってくれるとは思わなかった。
今日から漸く小中陽太郎『ラメール・母』を読み始める。最初は退屈したが東大入学のころから俄然面白くなってきた。もうやめよう、と思いながら結局朝の5時まで読んでしまう。

| 徒然 | 10:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

賀状投函

疲れがピークでなかなか起きられない。眠い。きょうはパタッと客足が途絶える。残りの3人の手紙を書いたり賀状を書く。小田と違って賀状に凝ることはしない。というよりできない。今日が元旦配達の締め切りだから夕方からピッチを上げる。店を閉めてから南郵便局へ行き、手紙、賀状を投函する。『エレクトラ』『二度はゆけぬ町の地図』読み終える。『エレクトラ』は面白かった。西村賢太は、今回は疑問符だが、もう少し追い続けたい。テレビで小田和正を見るが、途中でだれる。

| 徒然 | 22:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

E・ホッファーを読む

3連休なのだろうが、零細自営業の身には無縁。昼間はいつも通り忙しく働く。さすがに今日は多少暇になった。机に向かってボンヤリしていると、今年も暮れたなという感慨にとらわれる。午後から琴似へ配達。琴似のブックス21が閉店になってから、愉しみが減ってしまった。駱駝屋書店、ブックスQを覗くも何も買えず。店に戻り、賀状を書く。すぐ飽きてしまい、E・ホッファーの自伝を読む。夜はビールとワインを飲む。長女が22日から帰ってきて、ワインをたくさん持ってきたので、3日連続ワインを飲む。スモークサーモンのカナッペがワインとの相性抜群。ワイルドライスを詰めた丸鳥とポテトにモモが異常な反応をみせ、関節周辺の軟骨や骨に絡まる肉をむしるのを待ちきれないとばかりに口を寄せてくる。胸肉あたりには関心を示さない。大体が内臓系が好きだ。酔っ払って少し眠り、モモの散歩で酔いも覚め、3人へ一気に手紙を書く。あと3人に書かねばならないが、残りは明日にして、ホッファー自伝を読みながら寝る。

| 徒然 | 22:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

『平成トポス』を読む

昨日、小田からもらった『平成トポス』を読む。退職してからまとめたもの。昭和62年(1987年)から今年の年賀状に書かれた詩を集めたもの。転任挨拶状(ここにも詩、ときには句が添えられている)も収録されている。これを第1部とすると、第2部にはその以前の年賀状に書いた句−干支をうたったものーとその自註が収録されている。年男だった昭和48年(大学4年)から12年間分。空白が2年あるが、この1冊でほぼ小田の精神の履歴が辿ることができる。表紙を作るのが面倒になって、と言ってたが、ワープロからプリントアウトして綴じただけの簡素なもの。だが、中身は重い。遊びに来た杉村に見せると、「年賀状だけで1冊の詩集を作れるというのも凄いよな」という。

| 徒然 | 22:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ススキノで呑む

日中は相変わらずごちゃごちゃと忙しい。メシを食う暇もないというのは大袈裟だが、食べようというときに客がきて折角の蕎麦がのびきってしまう。不思議なのだが、メシ時に客がくると必ず次々と客が現れること。これ、当店の七不思議のひとつ。夜、小田と森(高校時代の友人で現在地裁判事)と飲む。場所はススキノ政寿司。ここも高校時代の同期生中村がやっている店。小樽が本店の有名店で、小樽は中村のお兄さんが切り盛りしている。中村とはクラスが違ったので殆ど知らないのだが(なにしろ10クラスあった)、このススキノ店はオヤジが現役のときに養蜂協会の会合でお世話になっている。子供のころ、オヤジが土産でもって帰る寿司折は政寿司に決まっていた。だから、中村もオヤジをよく覚えていて、似ている似ていると歓待してくれた。森と会うのも久しぶり。森の長男が札幌高専(現札幌市立大学)の学生で、自転車で通学中ウチの店を見つけ、ハチミツを買ってきたという。ラベルに中野朗と記されているので、もしかしてと思ったものの同姓同名と思っていたという。会社を辞めたなら連絡をよこせといわれる。そういえば、誰にも通知しなかったもんな。アン肝やからすみ(札幌では珍しい)やタラの白子で酒をガンガン呑む。この酒がやたら旨いので銘柄を聞くと、千歳鶴だという。地元を侮ってはいけない。こんなに旨い酒じゃないか。2軒目は三宅の店「焼き鳥ジャンボ」へ連れて行く。歩いていると無茶苦茶寒い。酔いが一気に覚める。「ジャンボ」のドアを開けると満員。三宅が電話予約しなければムリだよという。一足早く店に入った二人連れが我々のために権利を譲りましょうと店を出てくれ、漸くカウンターに座ることができた。三宅がその客に、先生スイマセン!といっていたので、どこの先生と聞くと、客のプライヴァシィーは教えられないと返された。ごもっとも。一廉の人物であるにちがいない。芋焼酎のお湯割り。三宅がオカラ、蛸の頭、蒟蒻のタラコ和えをだしてくれる。1時間ほどバカ話をして呑んでいると、森が突然、すっかり酔ったから帰ると立ち上がる。職業柄か泥酔状態にはなれないようだ。小田と飲み続ける。森が帰った後に、女性一人が入ってきて、三宅さん、メリークリスマス!と言って、なにやらプレゼントを渡し、森のいた席に座った。やっかみ半分で見るとかなり美形で理知的な目をしている。嫉妬の炎がメラメラと…すっかり「ショージ君」状態になってしまった。タクシー料金が上がったので、地下鉄で帰る。真駒内からはタクシー。小田と一緒だから助かる。

| 徒然 | 22:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

定休日なのに

定休日だが、注文本の探索に午前中かかる。絶対第2書庫だと改めて最初から見直していく。1時間ほど探していたら、何だ、なんだ、やはりあったじゃないか。2度見ているのに、見逃している。ホッとする。梱包をして郵便局で発送。注文があってから3日以内に発送するとしているので、ギリギリ3日目に間に合った。夕べまでの胸のつかえがとれた。午後からは休み明けのスケジュールが詰まっているので、店へ行きその準備、段取りをする。夜は餃子と麻婆ナスでしこたまビールを飲む。労働の後のビールはうまい。

| 徒然 | 01:12 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

古本ディ

今日は北方面を攻める。筆頭は弘南堂だ。先日立派な目録を送ってもらいながら結局1冊も注文しなかったから、せめて店内のものでも買わなきゃ。そう思っていたら、均一本のなかに綿矢りさ『蹴りたい背中』初版オビ付があり、吃驚した。オビに小さな切れがあるも美本の範疇だ。余り読みたいとは思わないが、セドリとしては大収穫。でもセコイから一応目は通すけどね。これだけでは申し訳ないので店内で2冊、6000円ほど買ってお茶をにごす。1軒目がラッキーだったから、これは攻めの一手だと次々と回るも2匹目の泥鰌はいなかった。帰り道、中ノ島ブックオフも覗く。よほど美しが丘よりもいい本が並んでいる。これがすべて105円コーナーに落ちてくればいうことなしナシなのだが。「本の雑誌」のバックナンバー3冊だけ。店に戻って仕事をしていると、目録注文していた文教堂から3冊とも当選したという連絡がはいる。

| 徒然 | 01:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

忙中閑を作る

12月はとにかく忙しい。毎日があっという間に過ぎていく。そんななかでも外に出たら古本屋をチェックしなければ気がすまない。今日も東方面へ配達へ。そうとなれば美しが丘のブックオフと清田の伊藤書房だなと予定をたてる。買ったのは文庫2冊のみ。同店は買取センターだから珍しいものがあるかなと期待していたから、落胆。伊藤書房は1冊も買えず。時間の余裕がないので2階の古書部は行けなかったので、やむなし。

| 徒然 | 01:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

織田作之助賞

名だたる開高健コレクターのI氏から開高健の注文があり、ウッソー! マジ? と激しく動揺する(なんでだよ)。I氏とは旧知の仲なので、義理買いなら気遣い無用とメールする。来た返事には、開高健記念館に全著作が揃ってなく、全単行本1セット寄贈したいと思っているとのことで、その心根にいたく感動する。なんでもすでに「洋酒天国」全60冊と「ずばり東京」連載誌(週刊朝日だったよな)50冊を寄贈したという。エライなあ。それにしても記念館に刊行図書が揃ってないというのも不思議な話だ。ガリ版の『あかでみあ めらんこりあ』がないのは判るが。I氏のメールに、小玉武さんの【『洋酒天国』とその時代】が織田作之助賞受賞が決定したとのニュースもあり、嬉しくなる。オダサク賞というのは初耳だが大阪の賞なのだろうか。小玉さんは山口瞳の会のことを気にかけてくれているともあり、恐縮する。19日は『行きつけの店』担当編集者だった森さんと3人で山口瞳氏の墓参に行くという。I氏は山口瞳の会の会員でもあるのだ。羨ましい。

| 徒然 | 00:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ついに根雪

すごい雪!の声で起こされる。あたり一面真っ白。まあ、昨夜のモモの散歩のときに予想はついていたがここまで積もるとは。ラジオでは街中は16センチの積雪といってるが、ここらは優に30センチは積もっている。自宅の除雪は妻に任せて徒歩で店に行き、店前と駐車場の除雪作業をする。気温が高いので雪が重い。こうなると除雪機も役に立たないからすべて手作業。大汗をかく。業者に任せたい。今日も忙しい一日。ぐったりと疲れる。家に帰ると豊田健次(元文藝春秋)さんの『文士のたたずまい―私の文藝手帖』が届いていた。「山口瞳さんを偲ぶ会」のときに豊田さんから聞いていた本だ。恐縮する。これを読むと編集者時代の豊田さんの仕事振りが判る。やはり凄い人だなと今更ながら感嘆する。じつは「偲ぶ会」のときに豊田さんから叱られたのだ。「山口瞳通信」7号に書いたわたしの文章を読み、きみは作家と編集者の関係というものを判ってないとこんこんと説教され、いろいろなことを教えてもらった。密かに師と仰いでいる人だから当然この本は書店に並んだ日に買っている。カバーがなんとも軽妙でいい。

| 徒然 | 13:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

定休日

中館(読書・北海道)と預けてある本や雑誌のダンボールのチェックに花川(石狩市)まで行く。ダンボールの山に戦意喪失。ろくすっぽ開けて見ることもせず、この冬は乗り越えられるから本格作業は来春にしようと決定。軟弱者だよなあ。中館の自宅の物置も同じくダンボールの山を確認して、早々に家に入りコーヒーを飲みながら今後の相談。話だけ聞いているとなかなか宝の山のようだ。愉しみだが、なにしろ寒いのだから無理はしない。夜、ビールと東長で酔う。

| 徒然 | 13:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

新刊を買う

久しぶりに旭屋書店へ行き新刊3冊買う。やはりここが一番本が揃っている。札幌駅のステラプレイスに移転してから足が遠のいてしまい、サラリーマンを辞めてから一層行くのがシンドクなったが、いざというときはやはりここで買うことが多い。『佐藤泰志作品集』(クレイン)高山文彦『エレクトラ−中上健次の生涯』(文藝春秋)西村賢太『二度はゆけぬ町の地図』(角川書店)。長谷川郁夫の『本の背表紙』(河出書房新社)も心動いたが、今回は見送る。最後に山口瞳の項があり、「小説吉野秀雄先生」を絶品と書いてあるのを読み、これだけでも買う価値があると思いながらも、1篇1篇が短いのでどうも損した気分になるのは、我ながらセコイ。静岡新聞に連載したものらしい。『エレクトラ』というタイトルはやはり、『岬』や『枯木灘』のプレオリジナル作品として書かれた作品名だった。原稿を読んだ「文藝」編集者鈴木孝一が、この作品は中上にとって大事で重要な作品だからこそ、もう一度、想を練り直し、掘り下げ、機が熟するのを待つべきとボツにしたという。骨のある編集者というのはこういう人をいうのだろう。いまとなっては貴重な資料だが、火事で原稿も焼失してしまったのは残念だ。

| 徒然 | 13:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

SANPO下町通信38号

神戸の永田収さんが「SANPO下町通信38号」を送ってくれる。特集は「SANPOで散歩」。読むと大阪、神戸の町を歩きたくなる。歩きつかれたらここで紹介されている1杯飲み屋でぐびっとビールを飲むといいだろうなとしみじみ思う。

| 徒然 | 13:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

佐藤泰志完売

妻のオフクロさん宅にてボージョレヌーボーを飲む会として集まる。妻は4人兄弟で一番上が男で3姉妹の真ん中である。この3姉妹がとても仲がよく、なにかとよく集まって食べたり飲んだりする。一方、私は3人兄弟で姉、兄がいる末っ子なのだが、こちらはこれほど親密に連絡しあったり、集まることはない。姉妹というのはいつまでも仲がいいのだなと感心する。それを考えると、姉がときどき可哀想に思えてしまう。7時に店を閉めて真駒内のオフクロサさん宅へ行くと、鍋奉行の義兄が、絶妙のタイミング、ちょうどできあがったところだと迎えてくれる。まずはビールで乾杯して、さっそく今年のワインを飲む。このワインは義妹の提供。白赤の順で飲む。ワインのよさは分からないが、飲みやすくさっぱりとしているのでスイスイ喉を通ってしまう。カジカ鍋も絶妙。ローストビーフ
のサラダも旨いし、トリトン(回転寿司)で買ってきた握り寿司もなかなかいける。という具合でついつい飲みすぎてしまい、そのまま寝込んでしまった。日ごろの睡眠不足が祟ってるな。もうみんな帰ったよという妻の声で起こされる。不甲斐ない。面目ない。家に帰って、メールをチェックすると注文が1件あり、1冊だけ残っていた佐藤泰志で、これで佐藤泰志は完売だ。淋しい気もするが、全部なくなってサッパリした思いも強い。今頃になって佐藤泰志の評価が高まって嬉しい反面、生前だったらと思うと口惜しい。

| 徒然 | 13:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

休肝日

5日の休日は家に閉じこもり(なにしろ寒かった)、読みかけの本を読んだり、手紙を書いたりで終わった。休日はあっという間に1日が過ぎてしまう。中村から借りた「オール読物」で高山文彦の中上健次伝「エレクトラ」9章、最終章を読む。先行の高澤秀次の評伝と読み比べたいと思い、中村に「オール読物」のさらに古いものはあるか確認するが、もう処分してしまったという。まあ、近々、1本にまとまるだろう(後注:すでに11月に刊行されていた!)。中上健次は初期のころはともかく途中からはいい読者ではなかった。本だけは買っていたが後半の作品は殆ど読んでいない。評伝に刺激を受け、もう一度初めから読んでみようかと思い始める。弘南堂から古書目録が届く。北方関係を中心にした目録。さすがに道内一の古書店だけあるすごい目録だ。北方関係は疎くてよく判らないのだが、1冊だけ杉村のオヤジさん日記に有効と思われる資料物を発見したので、電話するも話し中が続き明日でいいやと今晩は諦める。本日、休肝日で酒飲まず。

| 徒然 | 13:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

歳暮商戦始まる

12月に入った途端、歳暮用として箱詰め贈答用の需要が増える。これは時間も手間もかかるので一日アタフタしている気がする。今日は休肝日にしようと思っていたのだが、明日は休日なのでついビールを飲んでしまう。ついで東長。飲みすぎた。

| 徒然 | 13:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

『蕎麦打』読了

眠くて朝起きられず。昨夜は酔いが未だ残っていたので寝床では軽めのものと『蕎麦打』の続きを読んだのだが、めっぽう面白く止められず、目もパッチリ覚めてしまい、結局4時まで読んでしまった。興味深い人物だ。10時出勤。昨日の今日だからヒマかと思っていたが、さにあらず。疲労困憊で帰宅すると『ラメール母』が届いていた。パラパラやると面白そう。すぐ読み始めたいが、いま併行して読んでいる本が5冊ほどあるので、これ以上増やすわけにはいかない。今夜も野球観戦。対台湾戦。中盤まで全く打撃がだめで6回に逆転2ランを打たれたときは、こりゃ、ヤバイと思ったが、7回一気に6点を入れる猛攻で安堵する。終わってみると10対2の完勝。それにしてもあの場面でスクイズを指示した星野は凄い!『蕎麦打』読了する。読む前に考えていた内容と全く違うもので、いい意味で意表を衝かれた。それにしてもジウジアーロが在籍したあのイタリアのイタルデザインの社長が日本人というのは知らなかった。ジウジアーロから指導を受けたデザイナーから、出張蕎麦打職人になるまでの物語で、技術的な話ではなく、生き方そのものを書いた本だった。最初の奥さんが映画監督黒沢明の娘和子さんで、別れたあとも自分が打った蕎麦を食べてもらう付き合いを続けている。ニューファミリーだなと思っていたら、ほぼ同世代だ。なるほど。

| 徒然 | 14:38 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

仕事をサボって+昨夜のこと

昨夜は「真駒内で飲もう会」メンバーの中村と飲む。真駒内南町に新しくできたイタリアン風居酒屋(店名失念)。中村が見つけ、気になるから一度行こうといわれていたのだ。番頭の杉村は仕事で2日前から悪戦苦闘し、昨日も出勤していて不参。なんとも中途半端な店で一応イタリアンのメニューはあるも普通の居酒屋メニューもあるというチグハグさ。当然今夜はワインかと思って行くと、先に来ていた中村は、生ハムのサラダとアサリのワイン蒸しを肴に久保田の万寿を飲んでいた。なにかおかしい。とりあえずのビールで乾杯。頭がすでにイタリアンになっていたのでその後は、ワインをボトルでとる。肴はもっぱら洋風ばかり注文する。当然なんだったか覚えてい(られない)ない。味はまあまあ。中村と高校時代や大学時代の他にはいえない秘密を告白しあって大いに盛り上がる。そうだったのか、と中村を見る目を少し軌道修正した。9時20分、ラストオーダーというので、ピッツアかパスタでも、と思ったのだが、中村がいち早くお茶漬け!と叫んだので、それにならう。その茶漬けは鮭でも海苔でも梅でもなく、プリプリした海老茶漬けだった。なんか最後までチグハグさで終了。中村の家まで行き、高山文彦が書いた中上健次伝が面白かったというのでその掲載誌「オール読物」を貰ってタクシーで帰る。中村は面白いヤツで「オール読物」「小説新潮」「文藝春秋」3誌を毎月購読している。それでこの評伝も読んでいたのだが、そのくせ中上健次は全然読んでないという。帰宅してモモの散歩へ行き、その後、評伝をパラパラやる。10冊ほど貰ってきたのだが、この連載は断続でしかも年2回ほどしか書いてない。8章、9章と最終章だけ辛うじて見つけた。このペースなら一体いつから書き始めたのだろう。8章だけ読む。「岬」を書くまでの時期だ。うん、たしかに面白い。当時の担当編集者からの取材がとてもリアルだ。
午前中、大口の配達があり11時出発。今日の売り上げはこれで充分と、文教堂に寄る。加東大介『南の島に雪が降る』と安西水丸『東京エレジー』ともにちくま文庫2冊だけ買う。ちょうど息子の加藤晴之『蕎麦打』(ちくま文庫)を読んでいるので絶妙のタイミング。その後、新刊書店のコーチャンフォーにも行く。尾崎真理子『現代日本の小説』(ちくまプリマー新書)と矢野誠一『志ん生の右手』(河出文庫)購入。柳美里の新刊『不幸全記録』を見たかったのだが見当たらない。検索するとあることになっているのだが。店に戻ると、妻がプリプリしている。発送の大口があり、客も結構来て大忙しだったとのこと。2時間のサボりはまずかったか。夕方、杉村の奥さんが月形のまつだ豆腐店の「糸奴」を持ってきてくれる。杉村は今日も出勤とのこと。今夜の雪見鍋で早速食べるとなかなかの美味。妻が永倉新八って、京都にも愛人がいたのね、というので、当たり前だと答える。ビール、東長で陶然となる。北京オリンピック野球最終予選、対韓国戦を見る。長い試合だったが、緊迫したいい内容で飽きずに最後まで見る。最後は画面上の上原と一緒にヨシッ!と叫ぶ。
モモの散歩が遅れてしまい、横で不貞寝をしていた。

| 徒然 | 23:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

C・札幌優勝!

5年間J2に沈んでいたコンサドーレ札幌が、今期最終戦で水戸を2対1で下し、見事優勝=J1昇格を決めた。長かった。三浦監督の手腕も見事だが、その前の柳下監督が徹底的に鍛えた土台があったからこその優勝と言えるだろう。そうした意味で柳下監督は無念だろうな。J2のチームにありがちな、優秀な選手は次々にJ1に引き抜かれ、なかなか戦力が固定できない蟻地獄に札幌も低迷を余儀なくされてきた。今期は最大のスポンサーである「白い恋人」の石屋製菓の偽装問題が発覚し、今期昇格できなければ来年は財政面でもかなりシンドイことになるところだった。景気がいいなんてどこの話と言いたくなるほど北海道経済は苦しんでいる。そんななかで、北海道日ハムファイターズとコンサドーレ札幌の優勝は気持ちを明るめてくれるものだ。全日本のオシム監督が倒れたことはかえすがえすも残念だが、後任が岡田元札幌監督(オカチャン)に決まったことは、これも嬉しいニュースだった。さて、今夜は祝杯だ(またかよ)。

| 徒然 | 23:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年01月