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2008.01.31 Thu
確実に春が近づいている
いつの間にか夕方4時を回ってもまだ外は明るい。ちょっと前までは4時ですっかり暗く看板に照明をいれたりしていた。ハッと気がついてもうそろそろ照明のスイッチをいれようかと時計を見ると5時である。確実に日一日と日が長くなってきている。それだけでも気持ちが明るくなる。今日は午前中はヒマだったが午後から忙しかった。午前中に発送をして正解だった。1月の古本の売れ行きは好調だった(感謝です)。梱包の経費もバカにならない。市販のものから業務用に切り替える方が、絶対コストは安くすむだろう。今のところ、運送中に本が傷むようなクレームはないが、プチプチにくるんでクラフト封筒だとどうだろうか。これが一番簡単でコストパフォーマンスも抜群なのだが。姜尚中『在日』(集英社文庫)を読み始める。きのう図書館でざっと朝鮮史関係の本を探したのだが、不思議なことに見当たらなかった。それで新聞広告で見たばかりのこの文庫を買ってきた。同年齢なだけに同じ時代の空気を吸っているから細かなニュアンスも理解しやすいだろう。九州と北海道の違いはあるが。
| 徒然
| 23:57
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2008.01.30 Wed
定休日
9時半起床。晴天で気持ちのいい朝だ。珈琲を飲みながらゆっくり朝刊を読む。これだ、これだ、時間に急かされることのないゆったり感がなんとも心地いい。妻とモモがオフクロさんの所へ出かけたので、のんびりネット古本屋のチェック。3冊注文する。午後、帰ってきた妻と交代で中央図書館へ行く。まず、山口瞳の「行きつけの店」を特集した週刊現代1月19日号の閲覧をする。蕃茄山人さんの情報だったのだが、翌日買いに行ったらすでに26日号になっていたのだ。コピーもとる。常盤新平さん、嵐山光三郎、山口正介さんがコメントしている。文芸春秋のバックナンバーや文芸春秋デラックスのバックナンバーを閲覧する。館内に入って15分もたつと汗が流れてくる。暑すぎるのだ。どうしてこれほど暖房するのか。みると司書の方はみんな薄着だ。邪魔になるがコートを脱ぐしかない。本を数冊借りて早々に退館する。図書館近くの古本屋を久しぶりに覗く。店頭の均一本から芸術新潮1冊(100円)と店内で文芸文庫1冊(青山二郎)買う。芸術新潮に山口瞳邸の「雑木林の庭」の写真があり、これは晩年の庭と違うので貴重な1枚だ。
| 徒然
| 22:51
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2008.01.29 Tue
もっきり屋「熊野」で呑む
夜、杉村と杉村の同僚のHさんともっきり屋「熊野」へ行く。オレは2度目だが杉村は会社帰りにちょくちょく立ち寄っていたようだ。Hさんも2度目だ。「熊野」のすぐ傍にもう1軒もっきり屋があるというので、3人で偵察というか敵情視察に行く。ホントだ、2軒隣に立ち飲みの看板がある。入口は木製で外から内部を窺うことができない。明るく開放的な「熊野」が1点先取だな。入ると中も薄暗い。先客が一人いた。広さは「熊野」の5倍はある。入り口横に食券の自販機があり、そこで飲みもの、肴を選ぶスタイルだ。セルフサービスで用意できるとカウンターまで取りにいかねばならない。これはまるで社員食堂スタイルだ。なんだか会社にいる気分が抜けないな。個人的にはやはり、とりあえずビール!と声を上げることで、オンオフの切り替えをしたい。「熊野」2点目だ。メニューをみると品数が多い。飲みものも酒の種類が豊富だ。これは1点返されたな。杉村はおでん(大根、玉子)を、Hさんはたこ焼きを、オレはモツ煮込みを選ぶ。酒の受け皿は枡だが、当然おっとっとのこぼれ酒は少ないし、そもそもグラスが小さいのだ。肴ができるまでの待ち時間は長くも短くもない。ということは全て冷凍物や業務用のものだろう。味は不味くはないがこれという特長もない。コンビニの味だ。この店はチェーン店だという。「熊野」に戻って、恐れる心配はない、勝算は充分にあることを報告する。なんといっても肴が手作りなのだからそれを強調すべきだ。前回からメニューも増えている。鳥皮ギョーザや蛸ザンギが旨い。酒を3杯ずつ呑んですっかり盛り上がったので、もう1軒行こうと誘うが明日の会議の準備があるというので、サッポロ駅でHさんと別れ、地下鉄で帰る。
| 徒然
| 22:49
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2008.01.28 Mon
『世相講談』が復刻?
番頭の杉村が、リーブルなにわから電話をくれる。山口瞳『世相講談』が平積みで並んでいるというのだ。全く知らなかったので、驚く。あした街に出るのでチェックしよう。
| 徒然
| 22:47
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2008.01.26 Sat
探索の余禄
終日、除雪に追われた。冗談でなくしっかり帳尻をあわせ、例年並の積雪量になったという。ただ、こちらは青空がひろがる晴天だが、北を見るとどんよりとした雲が低く垂れ込めている。晴れているのはどうも真駒内石山方面だけらしい。ラジオを聴くと街中は激しく雪が降っているという。妻が、勝った!と嬉しそうに笑う。昔は南区の積雪は少なかったというが、ここ5年ぐらいはどこよりも雪が多かったから、なにが南区だと業を煮やしていたのだ。さすがに店は暇なので、注文本の探索をする。古雑誌をつい読んでしまうので時間の割りに探索が進まない。小林信彦がメアリー・ゲイツキルの『悪いこと』をベタ褒めしているので、これはたしか持ってるなと思っていたら、こういう本はすぐ発見できる。で、また中断。そうか、こういう短篇が小林の好みなのか。たしかにオモロイ。なんで、読んでなかったのだろう。しかも新刊で買っている。89年9月に出た本だ。この頃は一番仕事が忙しかったから、あまり本を読めなかったんだよな。そのくせゲイツキルの長篇小説も買っているはずだ。これも未読だけど。というようなことを思い出していたら、そもそもゲイツキルを新刊で買ったのは小林信彦のこの文章を読んだからではなかったか。ここで記憶の整合性がようやっとついた。情けない。
| 徒然
| 14:20
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2008.01.25 Fri
帳尻があう
夜中に軽く降った雪を軽やかに除雪する。この程度なら鼻歌まじりでスイスイだ。さすがに昨夜のうちに国道にも除雪車が入り、路面もきれいになっていた。それにしても人力で2軒分の除雪をするのは、正直辛くなっている。今年は冬期間だけ1時間開店を遅らせたのでまだ助かっているが、昨年はホント辛かった。去年は雪が多かったこともあるが。それ以前は業者に委託していた。最初はオヤジのころから頼んでいた人で(本業は造園業)、この人は丁寧な仕事で安心して任せられた。ところが50歳そこそこで事故で亡くなってしまい(合掌)、一昨年は新規の人に頼んだのだが、これがひどい詐欺めいたヤツ(本業は建築業)で、契約は12月から3月までの4ヶ月間、10センチ以上降った場合、開店前に除雪完了で12万円という内容だった。12月は仕事は雑だが、まあ、来ていた。ところが年が明けてからは、いくら雪が降っても全く現れない。最初のうちは、15センチ程度だからかと我慢していた。ところが、これだけ降ったからいくらなんでも今日は来ているだろうと思っても、来ていない。電話をいくらかけても繋がらない。そうこうしているうちに最終日の3月31日にもどっさり雪が降ったが、やはり来ていない。午後に漸く電話が繋がったが、その言い分が振るっていた。アレ、今日は4月1日じゃないの。これにはキレましたね。てめえの頭だけが1月から4月バカなんだろ、このうすらトンカチ!(失礼しました) これに懲りて昨年は除雪機を購入、自力でやることにしたが、生来の不器用と機械オンチが原因か、はたまた機器の当たりが悪かったのか、全然機能してくれない。時間ばかりかかってしまうので、すべて手作業でやっていた。今シーズンは11月12月の繁忙で依頼を失念してしまったが、12月は殆ど降雪がなかったので、密かにラッキーとおもっていた。でも、ちゃんと帳尻があうようになっている。昼間の晴天が夜になると深々とまた雪が降り出した。天気予報でも爆弾低気圧の影響で大雪注意報が発令されている。やれやれ、明日も早起きだ。
| 徒然
| 12:10
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2008.01.24 Thu
ミルの3回忌
きた〜っ、ついにきたぁ。何が? 雪ですよ、雪、ドカ雪だ〜ぁ。
昨日からさかんに大荒れの一日と注意喚起されていたから、覚悟はしていたが、店の除雪だけで1時間半かかる。汗をたっぷりかく。雪は絶え間なく降り続けるので、みるみる間に元に戻ってしまう。賽の河原だ。午後からもう一度除雪作業。クルマを取りに家に行くが、ここも朝と同じ状態になっているので、車庫前の除雪。これだけ雪が降り続いているのに市の除雪が入らない。何台も雪に埋もれ立ち往生しているクルマがある。店前の国道も同様だ。雪にハンドルをとられ非常に危険。これは、ガソリン税の暫定税率絡みの自民党の陰謀ではないか、と妻が言う。暫定税率が廃止になれば、こうして除雪もままなりませんよというアピールだというのだ。大いにありうる話だ。市の除雪は財政難から回数が減っているが、国道だけは今までこまめに入っていたから、国道になると違うと言い合っていた。夕方には漸く雪が止む。郵便局へ発送と貸出し期限の本の返却に行く。中央図書館まで行く気にならず、区民センターの図書室で返却。
今日はミルの3回忌。線香をあげる。除雪に追われ、好物を用意できなかったので、明日まで待ってくれと謝る。その間、モモは神妙にしているので、なにかを感じているのだろうな。
| 徒然
| 12:06
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2008.01.23 Wed
定休日
起床11時半。予定では図書館へ行き、その後、NHKで「ドラマ人間模様 血族」を視聴して、帰りがけにもっきり屋の「熊野」で軽く一杯ひっかけて帰宅という段取りだったが、メールチェックすると受注あり。該当本の所在が全く記憶にない。となると探索に時間がかかってしまう。第1書庫で見つかればラッキーだが、ここになければ本の山を崩したり、また積み上げたりのシュジポスの苦役になってしまう。朝昼兼用の飯を食い、珈琲を飲み、綿入れ半纏をはおって気合をいれて2階へ上がる。探索すること1時間。ない。寒さに耐えかねて階下へ。熱い柚子茶を飲み、再び不条理の世界へ。今日の計画はすべてご破算だ。ショーバイ、ショーバイといい聞かせる。というより、注文したら一日も早く手にしたいのが本好きだから、できるだけ早く送らねばと思っている。1時間後、ようやく八木義徳『美しき晩年のために』発見。ホッとする。昨夜、布団のなかで加藤建亜さんの高橋義孝1篇だけ読む。感服して読み終えた。能だとか謡曲の知識は全くないので教養のなさを思い知る。山口瞳を正確に理解するためにも落語や謡曲の知識が必要なのだが。文章も練達の士の手によるものと判る。加藤さんはお酒をうわばみのように呑み、適度にスケベで人間的にもじつに魅力的な人だ。これはいい本だ。高橋義孝の風貌がまざまざと浮かび上がってくる。山口瞳が先生と仰いだのがよく納得できた。
| 徒然
| 15:30
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2008.01.22 Tue
嬉しい贈りもの
午後、北24条まで行ったので、弘南堂に寄る。店頭のバーゲン本の中から阿川弘之の随筆集1冊新品同様なのに200円、店内で『露伴随筆』上下(岩波文庫)、森まゆみ『不思議の町 根津』(ちくま文庫)を買う。朝鮮史の入門書を探すも本格的なブ厚いものしかない。値段も本格的なので買わず。まず、図書館で適当なものを探してみよう。家に帰ると冊子小包が届いていた。最近、本の注文はしてないので、誰だろうと見ても加藤建亜という名前には心当たりがない。住所をみて漸く判った。留守電に「山口瞳の会」入会希望を残した人だ。え〜っ、カトウケンアだったのか。テープを何度も聞き返したが、どうしてもカトウケンハルとしか聞き取れなかった。漢字の指定がなかったので、やむなく宛名をカタカナのまま投函したのだ。封を切ると『したたかに酔ふや―高橋義孝先生』(里文社)だ。著者はこの本を送ってくれた加藤建亜さんその人だ。そうか、この本のことは治子夫人にお聞きしたことをこの本を見て思い出した。迂闊な話だが、この本が刊行されたのが平成11年7月で、ちょうど私も『変奇館の主人』刊行の直前で、校正に追われていた頃のことだ。しかもまだサラリーマンのことで、地方都市に単身赴任していたから書店にも行けず、いや、一度帰札したとき旭屋書店へ探しに行ったが、見つけることはできなかった。そうこうしているうちにすっかり忘れてしまった。帯文に治子夫人の文章(他に江藤淳、高橋鷹志〈ご長男〉もあり)。とても嬉しい贈りものだ。今夜は予定を変えて、これを読もう。
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| 22:09
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2008.01.20 Sun
バック・トゥ・ザ・フューチュァー
昨年から妻が自宅と店と2軒の経費がバカにならないから、店で暮らすようにしようと言っていた。11月、12月は忙しくてその準備ができなかったが、ようやく昨日から整理を始めた。今日は納戸を片付けていたのだが、本が入っているダンボールがあるという。驚いて行ってみると、なんと小学生のころ初めて買ってもらった講談社の少年少女文学全集やら角川書店版の古典文学鑑賞講座や、高校生のとき買った文庫や雑誌、そして大学時代の教科書やら雑誌などが入っていた。なんとまあ、こんなところに隠れていたのか。少年少女文学全集がとても懐かしい。雑誌は東京で大半処分したと思っていたが、当時厳選して生き残ったものばかり15冊ほど。思わずあれこれ読みふけってしまう。しかし、なんでこれらを残したのかはさっぱり覚えてない。一番面白いのは、本の広告だな。自社の近刊広告もそうだが、他社の広告も見ているとその時代の空気が直に伝わってくる。文芸誌のほかに「現代の眼」の70年前後のもの。車谷長吉が編集部にいたというから痕跡を探すがわからない。そうこうしていたら兄が遊びに来る。先日貸した〈ビートルズ・ジャズ〉を返してもらい、日本のフォークCD8枚ほどくれる。それを聴きながら吃驚するような相談を持ちかけられるが、返事は保留。早川義夫の「サルビアの花」がいいなあ。原曲はこんなにスローテンポだったんだ。岡林信康の「友よ」は高石と友也がバックコーラスしているバージョン。高石友也「イムジン川」泉谷しげる「黒いカバン」と続き、読んでいた雑誌とあわせ、一気に60年代末に引き戻された気がしてきた。
| 未分類
| 16:34
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2008.01.19 Sat
ご褒美ビール
久しぶりに雪かきから一日がスタート。自宅は妻に任せ、店をオレが受け持つ。気温は低いが汗をたっぷりかく。今日はこれで仕事終わり、と予定していたタンク詰め作業はやめにしたが、客がけっこう来て忙しかった。で、夜はご褒美ビールとなる。
| 未分類
| 16:33
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2008.01.18 Fri
朝鮮史をやらねば
ヤン・ソギル『異邦人の夜』読了。朝鮮史をすこし勉強しなくてはと思い始めた。ヤン・ヨンジャさんのこともあるしな。夜のモモの散歩へ行くと、雪が降っていた。すでに5センチほど積もっていて、モモは歩こうとしない。そのまま帰ろうとするので、バカタレと叱咤しても前肢を踏ん張って一向に歩こうとしない。仕方ないので、抱いていつもの排尿ポイントへ連れて行く。1箇所で長々とたっぷりすると、さあ、帰るよとばかりに歩き始め、途中からは雪を蹴散らして走り始める。なんだ、なんだ、最初のあのしおらしさは。かましてくれるな、こいつは。
| 徒然
| 16:31
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2008.01.17 Thu
小田の書庫
快晴だが寒い寒い。江丹別ではマイナス33℃だという。こっちはそこまでではないものの、マイナス14℃ぐらいはいっただろう。今冬最低気温だ。午後から小田の家に遊びに行く。書庫が完成し、本もざっと入れ終わったという。書庫は居間に隣接して増築した横長のものだ。明り取りの小さな窓がひとつあるだけで、壁の4面は書棚になっている。広さは10畳ほどだろうか。猫足の洒落た机がなんともいい雰囲気だ。これは奥さんのものだという。書棚はすでに満杯状態。単行本を奥まで押し込んで前面に文庫本を並べている。まだ整然とした書棚で背文字もある程度読めるが、時間の問題だろうなあ。懐かしい本がたくさんあって思わず手にとって見てしまう。予想以上に翻訳物が多い。小田は早稲田の文芸科出身だが、仏文研にいたからなあ。ブルトン集成だとかマラルメ全集に目を奪われる。でも、これ(マラルメ全集)まだ完結してないんだよな、という。1時間ばかり書庫で本談義。居間に戻り会社のあれこれを聞く。唖然とする話ばかり。帰ると会社の同期会の案内が届いていた。なんたるタイミング。滋賀県雄琴(!)集合になっている。ゴルフがメインだが、夜まで配慮している幹事役の心配りがさすがだ。そんな元気はもう誰もないだろう。ゴルフは会社を辞めてからきれいさっぱりやめてしまったし、滋賀へ行くなら神戸に行きたいなあ。2年続きで欠席したので今年は、と思っていたが、ちょっとしんどい、とあれこれ悩んでしまう。村上直樹氏から朝日新聞の切り抜きを送られる。例の山口瞳だ。大阪では14日の掲載だったのだな。夜の9時過ぎ、響文社の高橋氏から電話あり。新聞を読んだというもの。さっそく書店から注文が入ったという。なんだか景気のいい話が続き、意気軒昂たるものあり。新風社、草思社ですら倒産したが、響文社はつぶれる、つぶれるといわれながら(いっているのは本人が一番だ、資金繰りのために)、こうしていまだに健在なんだからと自画自賛。でも、たしかにあの粘り腰はすごい。山口瞳の評伝の後半を書いて、評伝だけで1冊にまとめないかという。近いうちに一杯飲ろうと喋り捲って電話は切れた。いつものうたた寝の最中だったから、頭働かず。テンションの高さについていけなかった。
| 徒然
| 15:02
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2008.01.16 Wed
「山口瞳は終わらない」余波
今日も寒い。朝から晴天で気持ちがいい。どこへも行かずひたすら休養する。街中は午後から激しく雪が舞っている映像がテレビに流れたが、石山の晴天は変わらず。思わずガッツポーズ。なんのこっちゃ。朝日新聞の「山口瞳は終わらない」の余波として、「山口瞳の会」入会希望のメールや電話が相継いでいる。現在会の活動は昨9月から休止しているので、新規会員登録も休止しているのだ。でも、心強い思いがする。新聞の影響力の大きさを改めて思い知る。それにしても自宅電話番号をどうやって調べたのだろう。昨日の留守録にはいっていた。まだまだ、山口瞳は終わらないぞ。今日は休肝日。尾形亀之助とヤン・ソギル『異邦人の夜』を交互に読み継ぐ。
| 徒然
| 00:23
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2008.01.15 Tue
新しい新名所「紀州・熊野」
電脳番頭の上り濱さんが任せられたもっきり屋「紀州・熊野」の新装オープン日。昼は11時からおにぎり、蕎麦、お茶漬け屋さん。ワンコインで気軽に食べられる店だ。6時、杉村と柏艪舎の飛田さんと早速もっきり部へ行く。焼酎もあるが、今日は酒にする。剣菱と紀州の酒2種(銘柄失念)の3種類おいている。肴はきんぴら、出し巻き卵、漬物、オニオンスライスをチョイス。紀州の酒を初めて呑んだが、なかなかいける。肴も味付けがいいので旨い。酒3種を呑み、お代は一人1000円程度。こりゃ、いい。飛田さんにお昼はここを利用してもらうよう頼む。飛田さんは最後にたらこ茶漬けを食べ、美味しかったと満足そう。桜チョップスへ行くも、またもや満員。どうも縁がないな。それにしても人気スポットなんだな。おでんの「一平」へ移動。カウンターは満杯だったが、小上りで呑む。熱燗におでん、寒い冬には応えられない。11時帰宅。タイミング悪く(笑)、モモの散歩タイムだった。
| 徒然
| 23:46
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2008.01.14 Mon
祝日? そんなの関係ない!
起きると晴天だったが、夜中に雪が降ったようで5センチほどの積雪。でもこれだけ冷え込んでいるので雪質が軽い。まさにパウダースノーってヤツだ。祝日というのを忘れていて、きのうの注文本を梱包しているときにハッと思い出した。郵便局も休みだ。本局まで行けばいいのだが、雑事に追われままならない。仕方がない。お詫びメールを出す。いかんいかん、日曜も祝日もない毎日だと、ついうっかりしてしまう。夜はお好み焼きとビール。これも土曜の堺正章の「チューボーですよ」を見ていて、うまそう、食べたいとなったメニュー。キャベツの水分をしっかり取ることがポイントだ。なるほど、一味違う。
| 徒然
| 23:42
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2008.01.13 Sun
古本合戦展
天気予報では一日雪だったが、快晴。だが、寒い。午後から桜チョップスへ配達。年末に一度予約の電話を入れたのだが満杯だったことを話す。ウソでなくほんとの話だ。なんとか今月中に行きたい。その足で、ラルズで開催中の古書市「古本合戦展」を覗く。高田保『ブラリひょうたん』上中下、木村毅『大東京五百年―花ひらく明治』など6冊ほど買う。レジに萌黄書店の坂口さんがいたが、清算のときに挨拶をと考え物色を続けていたら、いつの間にかセカンズ氏に代わっていた。
朝日新聞に「山口瞳は終わらない」掲載された。治子夫人から午前中に電話あり。この記事はまったく話がなかったので、新聞を見て吃驚したという。そうなのか。杉村からも、あれを読むと、おまえがエラクくら〜いヤツと思わせる書き方だなといわれる。他にも電話3本、メール数通あり。だんだん落ち込む。夜、博多風鶏の水炊き。手間隙かかる下準備が必要だが、確かに旨い。肉がとてもやわらかい。白菜ではなくキャベツ、レタスをいれるというのが目からウロコ。なんでもテレビの「ためしてガッテン」レシピだという。締めはウドンなのだろうが、ここだけラーメンに変更する。酒を呑みすぎた。佐々木譲『笑う警官』読了。道警の警察官不祥事事件を下敷きにした小説。初めて佐々木譲を読んだが、面白い。最後の石岡警視長が自殺する箇所は、ミエミエなのにあれほど細心緻密な判断力を持っている「佐伯」が予見できないのはちょっと疑問。布団の中では正津勉『小説尾形亀之助―窮死詩人伝』を読み始める。経歴についてはなにも知らないので、へぇ、そうなのか、ふ〜ん、そうだったのかと思うばかり。
| 徒然
| 00:33
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2008.01.11 Fri
モモとの通勤
開店を1時間遅くしたので、朝はその分ゆったりと思っていたが、甘かった。起床時間が1時間遅くなっただけで、バタバタ感はかわらない。朝はモモと散歩しながら通勤しているのだが、最近まとまった雪が降らないので、道の両側の雪山に残されている犬の排尿のシルシがなまなましい。それに鼻をこすりつけるようにして「お手紙を読む」モモを、ついリードを引っ張ってやめさせてしまうので、モモは不満そうに顔を見上げる。このあたりの犬人口(っていうのもヘンだな)は異常に多い。自宅の一郭で、飼ってないのは裏の1軒だけ。そのかわり、ここにはいまどき子供が6人いるという愛国者だ。だから、点々と続く「お手紙」は数限りない。モモは人も好き、犬はもっと好きというヤツだから、お友達犬が多い。だから、お手紙を読むのも返事を書くのもきりがない。後半は殆どインク切れになっているが、それでも律儀にしゃがみこむ。この筆まめさは見習わないといけないな。ナンノコッチャ。普通なら5,6分の距離なのだが、たっぷり20分かけての通勤となる。モモは一日3回の散歩をする。2回目は妻が夕方帰るときだ。このときにお友達犬と濃密な交流をもつ。そして夜の11時前後。散歩が可能になったときから排尿は外ときめたようで、苦労して躾けた室内排尿は一切しなくなった。これだと病気のときや老犬になったとき困ると思うのだが、面倒なことは後回しという性癖が邪魔している。モモは頑固だしなあ。
| 徒然
| 00:32
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2008.01.10 Thu
連続ブルブル
今冬初めて最低気温が−10℃を上回る。公式記録は−9.9℃だが、郊外にある自宅は都心から2℃ぐらい低いのでそうなる。昨夜は寝そけてしまい、6時過ぎまで寝られず。『中島らも烈伝』読み終える。らもは気になりながら、本は殆ど読んでない。だから、大麻所持で捕まったときも、酔っ払って階段から転落して亡くなったときも、それほどの感慨はなかった。何回目だったか覚えていないが、山本周五郎賞選考座談会で、野坂昭如がひとり強力に中島らもを推し、いま賞を与えなければらもは小説を書かなくなってしまう、と発言していたこと、雑誌の「酒とつまみ」1号の[酔客万来]のゲストが中島らもだったが、その話がハチャメチャに面白かったことぐらいの知識しかなかったが、ここまでアナーキーなヤツだったとは知らなかった。鈴木創士は雑誌「spin」02号に載った中島俊郎、林哲夫のトークショーで興味を覚えた一人だ。
休み明けなのに、店は閑古鳥が鳴いた一日。お蔭で、午後から図書館へ行くことができた。平日というのに駐車場は満車。空き待ちのクルマが並んでいる。どうなっているんだ。全道高校新聞セレクト集といったものを司書のひとに探してもらうが、いろいろ検索してくれたが見つからない。これは、川端(9月に書いた高校時代の友人。現在九州在住)から依頼を受けていたもの。川端が書いた「朝鮮学校レポート」も収録されているので、ぜひ、見たいといわれていたのだ。書名も版元も曖昧なので結局判らず。林哲夫『古本屋を怒らせる方法』鈴木重生『わが友吉行淳之介』(こんなのが出てたのは知らなかった)などを借りてくる。中島美代子『らも』は貸し出し中だった。さすがに眠い。
| 徒然
| 22:05
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2008.01.09 Wed
ブルブルの一日
起床11時半。雪がうっすらと降ったようだ。今日も寒い。午後から店へ行き、発送作業。図書館、ラルズの古書展へ行こうと思っていたが、予定変更。夕方、A新聞のSさんから電話がある。掲載は12日の土曜とのこと。どうやらオレのコメントは1行程度らしい。すまなそうな口ぶりからそんな気配濃厚。それともまったくナシかもしれない。それならそれで一向に構わない。常盤さんの本が売れてくれ、山口さんについての動きがあれば充分だ。寒いので夜は鍋。後のことを考えてビールにする。仮眠1時間とり、モモの散歩で酔いも覚め、締め切りの原稿の直しに取り掛かる。どうやっても2000字までしか削れない。これで勘弁してもらおう。でも、これなら「有限」の魅力はまったく伝わらないだろうなと忸怩たる思い。ええい、と送信する。昨日届いた「五反田遊古会」の目録を見ながらビール。個人全集の安価さに思わず注文したくなる。気になる本にチェックを入れる。この古本市はおっというものが必ずある。行きたいなあ。鈴木創士『中島らも烈伝』を読みながら寝る。
| 徒然
| 21:44
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2008.01.08 Tue
思惑外れ
閑を見つけて平野英雄さんのこと、そして「ある朝鮮人の女の子」についてのメモを取ろうと思っていたのだが、そうは問屋がおろさなかった。まったく不思議だ。ひと段落つき、ヤレヤレと思っていたら、姉、兄の二人が揃って現れる。久しぶりだから話が弾む。明日は定休日だというのに、夜は酒も呑まず、晩飯を食べ終ってからすぐ書評のメルマガの原稿にとりかかる。ざっと書いていくと3000字ほどになってしまう。アヤシゲさんからは1000〜1200字程度といわれているので、縮めるのがたいへん。夜になって急速に冷え込んできたので、12時から湯豆腐と東長で妻と真夜中の宴会。モモがあきれて勝手に布団へ行き寝始める。2時には妻も寝たので、再度縮める作業に戻るが、捗らず。メールチェックすると2件の注文あり。そうなると本の探索開始である。寒い部屋で本を探していると、酔いも覚めてしまう。2冊発見、残りは店(第4書庫)だと見当をつけ、4時に就寝。
| 徒然
| 21:42
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2008.01.07 Mon
ある朝鮮人の女の子
今日から通常モードの営業時間になるが、例年1月2月は客足も鈍く夕方以降は殆ど閑なので、10時開店18時閉店の張り紙をだす。なんといっても灯油もこれだけ上がっているしな。そうしたら、夕方5時以降に客が相継ぎ、張り紙を剥がそうかと迷いが生じるが、そのままにしておく。夜、「有限」掲載の「ある朝鮮人の女の子」の再読を始める。読み始めるとあっという間にその世界にひきこまれる。やはり凄い。
| 徒然
| 21:40
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2008.01.05 Sat
真駒内川通信
快晴。天気予報は外れっぱなしだが、いいほうに外れるのでそう腹も立たない。雪かきがないだけでも大助かりだ。昼前後からバタバタと客がたて込む。単価は小さいが新規の客が多いのでティスティングをさせたり、説明に時間がかかる。マコイシ堂の注文も年明けから順調。しかも探索がじつにスムースに進み、気持ちがいい。正直にいうと、注文がなければないで文学はもうダメなのかと暗澹たる思いになるが、注文がくれば、これだけは手元に置いておきたかったなと(また、そうしたものばかりに集中する)悔やむ気持ちがある。その一方で、おお、我が同志よ、と手を握りたくなるほど親近感も感じる。結局まだ、古本屋として腰が据わってないんだよな。いいんだ、個人全集だけ残ってくれれば、いざというときすぐ目を通すことができるからと、言い聞かせている。古本カフェが最終目標だが、果たして実現できるか。昨夜の杉村との話のなかで、懸案の真駒内川通信というミニコミについてあれこれ意見交換をしたのだが、今年中には発信したいと言い合う。
編集長は杉村だから、杉村なりに腹案はあるようだ。
| 徒然
| 13:49
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2008.01.04 Fri
二人だけの新年会
仕事始め。10時に店を開ける。正月中には行かなかったので、石山神社へお参りに行く。天気はいいが風が冷たい。お札を買うがおみくじはやめた。神社隣にある京田パンで食パンを買って店に戻る。いつも木曜なのに今日もサービスディだったので、餡ドーナツ(バカウマ)も買う。
正月3日間はどこも行かず、家でクッチャネ生活。あっ、昨日、下の娘に誘われてコーチャンフォーへ行ったんだっけ。新刊チェックと雑誌の立ち読みが目的だったが、あるべき新刊も確認したかった雑誌も見当たらない。ちくま文庫1冊だけ購入。年末に確認したときにはなかったので狐につままれたような気分。でも、嬉しい。店に入ったとき、レジカウンターで初老の男二人が口汚く罵りあいの喧嘩をしていた。なにが原因か判らないが、正月早々みっともない。そういえば50代、60代のオヤジが「キレやすい」特集を新聞がやってたな。帰途、杉村宅に寄り、見つかったという木下順一『流砂の手記』を借りて帰る。この本は250部限定の私家本。木下さんが発行していたタウン誌「街」に連載したもの。この「街」もぜひ読んでみたい。帰宅後間もなくA新聞のSさんから電話があり、あれこれ2,30分話す。とても感じのいい人で気持ちがよかった。と、まあ、記すことはこの程度で、あとはなにもない。心配していた雪も元旦の夜に降り、2日だけは雪かき(自宅店舗とも)で汗を流しただけで済み、穏やかなたっぷり休養とお酒を呑めた正月だった。本もあれこれ読み散らしたが、『地の果ての獄』だけ読了。シリアスな路線できていたのが、最後の最後で妖術がでてきて鼻白む。これはないだろう、と生真面目な(笑)当方をシラケさせた。夜、杉村が今夜も一人鍋と泣くので、急遽「そばん花」で二人だけの新年会。ビール、酒、そば焼酎のお湯割りで大いに盛り上がる。杉村が店主に鳥モツそばをメニューにいれて目玉にしろと嗾ける。どんなものか一度食べに行かねばならないな。最後にモリそばを辛し大根で締めくくり、大満足。
| 徒然
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2008.01.01 Tue
ご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
本年が皆さまにとって良い一年であることを願っております。
| 徒然
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