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2008.07.31 Thu
一日でグッタリ
晴天だが風強し。明日から週末まで天気が崩れるとの予報で、急遽6回目の採蜜をする。29日チェックしたときは、そう蓄蜜していないと思っていたが、今朝見るとずっしり入っている。一つの巣箱のハチの動きがよくないと思っていたが、心配するほどではないとのこと。だが、産卵していない。風が強いからまだ交尾していないのだろうか。天気のよい風の穏やかな午後1時ごろが交尾のタイミングなのだ。この時間、雄バチは一斉に巣箱を飛び立つ。唯一の仕事だ。女王蜂が出てこなければ空しく巣箱に戻るのだが、未交尾の女王蜂がいる間は餌もたっぷり貰えるが、いったん交尾が完了すると(女王蜂は一度の交尾で延々まいにち産卵できる)隅に追いやられ餌も半分程度になるという。まあ、本当にそれ以外なにもしないのだからな。まずまずの収穫量。シナノキの蜂蜜だが、色が濃い。味はとてもいい。今年の蜂蜜はクローバーも色が濃い。花粉の色が変化しているのだろうか。シャワーで汗を流す。昨夜は寝不足なので少時午睡。これが気持ちいい。起きるとシャンとする。あれこれ雑事で閉店まで動き回る。昨日が定休日というのに、1日で疲れきる。
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2008.07.30 Wed
カラッとしてるとビールが旨い
晴天。しかも湿度も低くカラッとした昔の札幌の夏!という快適さだ。今日ばかりでなく土曜(26日)からこんな日が続いている。日中暑くても、夜になると気温が15〜18℃まで下がるので、昔の北海道の夏だよなとアネさんと言い言いしながら、グビリとビールを呑んでいた。ここ数日、繁忙を極めて空白が続いてしまった。思い出しながら書こうと思ったが、26日、27日のことは遠い昔だし、28、29日だって気忙しくバタバタしていた位の記憶しかない。情けない。10時起床。疲れがピークに達していたので、のんびり過す。夕方になってアネさんが澄川の浪漫亭(ケーキ屋)へ誕生日祝いを受け取りに行くというので同行する。次女も7月生まれなので次女も一緒。併設の喫茶部でお茶をするという。。オレは駅前の古本屋のセカンズを覗くのが目当て。セカンズは80年代初めにブックス2分の一を札幌に定着させた店だ。当時、すべての本が半額というのは画期的だった。現在のブック・オフの走りのような新古書店だったが、いまは古書組合にも加盟し正真正銘の古本屋へと方向転換した。田中小実昌『関東チョンボ一家』(双葉社)を見つけハッとする。よく見ると昭和54年の新装版で、しかもオビなしで3000円。15秒ほど葛藤するも棚に戻す。他の棚を見ているうちに、やはり読みたいという気持ちが強くなり買うことにした。他に文庫を3冊。夜はお好み焼きと餃子で大量にビールを呑む。夜に入ると気温が17℃まで下がり、モモの散歩に行くと肌寒いほど。この快適な夏も明日からは蒸し暑さが戻ってくるようだ。
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| 00:44
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2008.07.25 Fri
5回目の採蜜
7時起床。空はカラリと晴れ上がって気持ちのいい朝だ。久しぶりに太陽を見た気がする。8時ちょっと前に店に行くと仲治さんはすでに来ていた。慌てて準備をして採蜜を開始する。ぎっしりと蜜が溜まった巣脾枠が重い。心地いい重さだ。蜜蓋を丁寧に切り取ると蜜が流れてくる。栗の苦味とシナの味がほんのり混ざっている。残念、これなら栗のハチミツとして商品にはできない。分離器を回していても前ほど蜜蜂がうるさく寄ってこない。ちゃんと蜜源があるのだろう。オヤジがこの時期は2段になった巣脾枠の下の段は蜜をとるなというのだが、これならまだまだ大丈夫そうだ。上の段だけでも充分な量の収穫だった。エライぞ、ミツバチ。後片付けをしてシャワーで汗を流す。採蜜が終わるのを見はかるかのように、客が立て続けにくる。休む間もなく動きまわり疲れきる。上り濱夫妻が来てくれたがゆっくり話す余裕がなく失礼なことをしてしまった。二人にお詫びをしてアネさんに後を任せ配達へ行く。6時から豊島さん、飛田さん、杉村の4人で飲み会。9時半まで愉快に呑む。久しぶりのススキノは道新(北海道新聞)主催の花火大会で大賑わい。そういえば地下鉄にも浴衣を着ている若い女性が何人もいた。
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2008.07.24 Thu
まだ本探し
曇天の蒸し暑い日が続く。梅雨のようだ。北海道のあのカラッとした夏が懐かしくなる。休み明けで朝から忙しい。配達もある。閑を見つけて書庫の探索を三度四度と繰り返す。
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2008.07.23 Wed
また地震
朝起きると豪雨。仲治さんに電話して今日の採蜜は中止する。そのまま、二度寝にはいる。10時起床。雨は上がり、青空もちらほら見える。むっと暑い。アネさんは下の子を駅まで送って行っていない。朝飯の用意はしてあるのでコーヒーを淹れパンを焼く。今日は休養にあてよう。昨日リフレッシュしたといっても疲れが残っている。溜まっている懸案事項を少しでも進展させなきゃ。むっと暑い自室であれこれ。オヤジから携帯に電話が2度3度かかってくる。携帯をいじくっていたら繋がってしまったというが、携帯をいじくるまで気力が回復したようで安堵する。夜、「談話室 山口瞳が好き」の掲示板に書き込みしている最中に地震。最初は高を括っていたが、次第に揺れが大きくなり緊張するが間もなくおさまりホッとする。テレビを点けると臨時ニュースが流れていた。震源地岩手県でM6.8というからかなりの規模だ。岩手は先月に続いての震災だ。書き込みを投稿するとひどく文字化けして判読不能、投稿者名もまるで違う名前になっているので吃驚。慌てて削除した。これも地震の影響か。地震記念にそのまま残せばよかったと後悔するが、同じ文章を改めて書く気力がなくなってしまったのでよかったか。臨時ニュースを見続ける。
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| 00:55
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2008.07.22 Tue
リフレッシュ
久しぶりに時間が緩やかに流れる。新聞もゆっくり読んだ。コーヒーを丁寧に淹れ飲む。午後から上り濱さんに電話して来てもらう。教えてもらいたいことがたくさん。家の整理も疲れ(残り1室とのこと)、のんびりしているという。レクチュアー終了後、「清月」でメシを食おうと、モモを乗せて迎えに行く。今日も曇天で風が強い。気温も22℃までしか上がらない。車に乗り込んだ夫妻をモモが歓迎の舐めまくり攻撃。これで店に戻ってからは落ち着いているだろうと思ったのだが、なんの、いつもと変わらぬ歓迎セレモニーを繰り出す。あれこれ教えてもらい5時に店を閉め「清月」へ行く。たっぷり呑みあれこれ食べ満足。途中で杉村を呼び出すが、原稿が間に合わないからと断られる。上り濱さんの娘さんに迎えに来てもらい「桜コーヒー店」へ移動。夫妻とアネさんはソルティ・ドッグをオレはハイボール。可哀そうに運転手役の娘さんはコーヒー。ここでも談笑、談笑。ときどきアネさんに声が大きいと窘められる。9時半帰宅。治子夫人からハガキ、N氏から「NHK俳句」のコピーが届いていた。キャットフィッシュで行われている〈ほんやらなまず句会〉の紹介記事。愉しそうな雰囲気が伝わってきた。治子夫人のハガキには“あること”について何も書かれていないが、背景にはそれがあるに違いない。こちらも焦っているのだが時間的余裕がまるでないのだ。なんとかしなくちゃ。
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| 14:35
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2008.07.21 Mon
うう、寒い!
梅雨空のような曇天、蒸し暑い日が続いている。午前中は配達。帰り道、並樹書店の均一台を漁ると高田保の『河童ひょうろん』(要書房昭和26年刊)を見つける。8月に初版が出て2ヶ月ばかりで4版となっている。高田保の人気が窺がわれる。勢いがついてブックスQにも寄る。ここは最近のお気に入り。「ユリイカ」の『新青年』とその作家たちを特集した号を買う。資料が充実している。この号は澁澤龍彦追悼特集も組まれていてお買い得な1冊。ちくま文庫の田中小実昌コレクションの「おんな」篇だけが売れてしまったので、補充の意味で買う。それにしても帯付き美本を500円で売って、1000円で帯なしを買いなおすというのにいささか憮然とする。完全に値付けのミスだ。店に戻り蜜蜂をチェック。蓄蜜しているのに驚く。昨日、今日で入ったのか。仲治さんに電話すると、明日は都合悪いので水曜日に採蜜しようといわれる。これでまた休みがなくなった。仕方がないがシンドイ。連休が終わりホッとする。あまりに忙しかったもンな。夜になって涼しいというか肌寒い。窓を閉める。雨も降り出す。酷暑の日本列島で北海道だけ蚊帳の外だ。
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| 10:37
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2008.07.20 Sun
三回忌法要
叔父(母の弟)の3回忌の法事に出席。11時からだったので、上得意の顧客へ寄り、値上げの説明をする。いままでどこよりも安価だったので心配していたといってくれ感激する。ちゃんと見ていてくれたのだ。気をよくして10時50分会場へ行くと、なんともう始まっているので吃驚する。時計を確認しても間違いない。隣席の人に聞いてみると、みんな集合時間が早く坊さんも早く来たので、坊さんの要請もあり開始を早めたとのこと。読経30分、説教3分。早口で説教されても有難みはうすい。11時半から食事を供されるも酒も呑まず、時間も早いので殆ど食べられない。毎年のように叔父叔母が亡くなり、当然だが法事も毎年あったがこれでひと段落か。終了後、古本屋にも寄らずまっすぐ帰店。やらねばならないことが山積みだ。アネさんのオフクロさんが助っ人に来てくれていた。着替えてすぐ仕事。あたふた動き回ってぐったり疲れる。店前は上下線とも大渋滞。事故もあったようだ。夕方、オフクロさんを送りがてらオヤジの様子を見に行く。比較的落ち着いていて安堵する。
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| 10:36
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2008.07.19 Sat
均一台の収穫
午前中に響文社の高橋氏が現れ予定が狂ってしまった。1時間ほどあれこれ話す。元気なので安心した。午後からは北区方面の配達が結構あるので、その前に蜜蜂の様子をみる。今週は雨が多かったので蓄蜜量はそれほどでもない。味を確認すると完全に栗蜜だ。シナ(ノキ)蜜の味はしない。真駒内のシナノキは満開になっているから、2,3日後には栗の蜜として採蜜したほうがいいだろう。今日も蒸し暑い。昼飯も食わず配達に出る。空腹に耐えかねて2時半「眉山」で五目焼きそば。旨い。弘南堂の均一で藤沢桓夫『大阪手帖』(秩父書房昭和16年刊)長谷健『氷の部屋』(中央公論社昭和23年刊)買う。『大阪手帖』は著者の初めての随筆感想集とのこと。老舗の均一台にはやはり筋の通ったものがあるな。店内で中公文庫4冊と雑誌1冊。これら全部が2000円でお釣りがくる。
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| 16:15
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2008.07.18 Fri
少々バテた
朝から商品の総入れ替え作業やら値札の書き換えなどに追われる(スンマセン、本業の方です)。温暖化の影響か天候不順で今年のハチミツの収穫量は、アカシヤが例年の3割程度、クローバーも昨年に続いて不作。国産ハチミツの需要は増える一方で争奪戦が激しい。先日の札石養蜂組合の総会でも、今年はいくら金を積んでもモノ(ハチミツ)が集まらないと嘆く声が多かった。5年ぶりに定価を上げざるを得ない。容量も少なくしなければならないので、容器を大幅に変更した。昨夜遅くまでアネさんと知恵を絞った「定価改訂のお知らせ」を2ヶ所に掲示などの作業もある。合間に配達もこなす。昨日、今日と蜜蜂の様子を見ることもままならない。常連の来客も多く説明に時間がかける。5年前の値上げ時よりも暖かく理解してくれる客が多く、それだけが救いだ。でもなあ、こんなに高級品になってしまったら、当然客離れもでてくるよな。夕方までフルに働いてぐったり。キンキンのビールで息をつく。
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| 16:14
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2008.07.17 Thu
自給率100%
曇天。昼ごろから雨が降り出す。終日、忙しく働く。3日分ぐらいの仕事量をこなしたか。アネさんも晩飯を作る時間なく、春菊のおしたし、胡瓜のごま油和え、河豚の糠漬け粕漬け、卵巣の同じく糠漬け粕漬け、これに味噌汁というメニュー。春菊、胡瓜は自家菜園(猫の額ほどの広さだが)の収穫だから甘さが違う。河豚はアネさんの誕生日に長男が送ってくれたもの。つまり、自給率100%で食費ゼロのエコ生活というわけだ。糠漬け粕漬けのしょっぱさは半端じゃない。うすく切った1枚でご飯半膳はいける。ひぃー、死ぬと言いつつ2膳食べてしまう。でも、肉体労働で大汗かいているから、このしょっぱさがたまらなく旨いんだよな。明日も明後日も忙しいけど頑張ろうなと言いあっていると、杉村があした夏休みを取ったので遊ぼうぜと電話がはいる。間が悪いんだよ。それにしても明日休みなら4連休かよ。シットでショージ君になってしまう。
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| 16:14
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2008.07.16 Wed
宝の山!?
8時起床。二日酔いもなく、すっきり目覚める。最後の1軒で救われたな。トースト1枚とラタトゥーユ。いつものバージョンと異なり、牛のすね肉入り。うん、こっちのほうが旨い。昨夜のモモの散歩はアネさんに行ってもらったので、朝の散歩に行き(定休日はいつもアネさんが行く)、杉村の会社へ行く。豊島さんが実家の整理をしているので、本の下検分させてもらう約束をしていたのだ。Hさんも参加予定だったが、都合悪くなったとのこと。整理も手伝うつもりでエプロン軍手持参したが、豊島さん一人でなく豊島さんのお姉さん2人プラス豊島夫人(つまり杉村のお姉さん)もいて、本だけチラッと見せてもらう。大半は書棚の前にダンボールが積み上げられていて、全体を見ることができなかったが、宝の山という印象。本もそうだが、それ以上に絵画の点数に圧倒された。いたるところに絵がかけられているが、その数倍が保存用のダンボールに入れられて収納専用の別棟にあるという。絵画と文学(とくに俳句)を生涯愛した人だ。良質のディレッタントであったことが所蔵品の数々から諒解できる。杉村も“箕輪本”が終わったら豊島本を書いたら面白いのではないか。杉村を会社まで送り、ラルズの古本市を覗く。平日でもあり客は多くない。平岡篤頼『文学の動機』をパラパラやっていると、小沼丹の『藁屋根』について書いているのが目に入り買う。なんといっても200円だもの。他に文庫で古山高麗雄など4冊。夕方から千歳へ行く(遊びではなく仕事)。休みなのにバタバタ動き回って疲れた。軽くビールを呑む。
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| 18:11
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2008.07.15 Tue
酒は愉しく呑みたい
午後1時から札石(札幌・石狩)養蜂組合の総会(於政寿司)に初めて出席する。久しぶりにスーツにネクタイを着用。宴会も含め6時間の長丁場。長老、中堅、若手のグループに自ずと別れ、年齢的には中堅派に属するのだが新参者ゆえ若手グループの末席に席をとる。若手は大半が2代目でみな明るく気持ちのいい連中ばかりだった。長老派の一人からオレの加入について、オヤジの問題を指摘し疑義を呈する発言があり、いささかムッとしたが反論はしなかった。昔からオヤジとはいろいろ対立していた人物であるのは知っていた。ここで紛糾させてしまうと加入に動いてくれた人たちに申し訳ないと自制したのだが、大きな石を飲み込んだような不快感が残った。宴会のとき、会長に続いてその男にお酌をして大人の対応をしたのだが、そうした自分の行為にも腹が立ち、つい呑みすぎてしまった。若手グループから2次会の誘いを受けたが、鄭重にお断りして三宅の店へ行く。杉村に電話をしてジャンボで落ち合うことにしたのだ。カウンターでビールを飲んでいると、次々と女性客が入ってきてカウンターに座る。三宅の店は女性一人でも立ち寄れる店なんだなと感心する。犬談義で盛り上がっているところに杉村が現れ、電話しなければよかったと臍を噛む(ウソだからね)。テーブル席に移動し焼酎の水割り。ぐだらぐたら愚痴を聞いてもらう。かなり酩酊したので、そろそろ帰るかというと、杉村が近くの店に同僚が呑んでるので、一杯だけつきあえというので移動する。同僚というのは1月(29日の項参照)に電脳番頭アガリーさんの店で一緒に呑んだHさんともう一人(初対面)だった。なんだ、そうなら事前に言ってくれればいいのに。Hさんはとても気持ちのいい飲み手でもう一度一緒に呑みたいと思っていたのだから。日本酒とウィスキーのロックを呑む。やはり愉しい酒で飲む前より、気持ちがシャンとした。やはり、酒はこうでなくちゃ。11時半帰宅。布団に倒れこむ。
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| 18:09
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2008.07.14 Mon
アネさんの誕生日
10時半、桑園駅の北口のめまい専門病院までオヤジの付き添いで行く。薬のことでの質問、総合病院への紹介状の件で医者とあれこれ。2時過ぎ終了。完全予約制なのだが待ち時間が長い。体調が悪いと通院を見合わせるというのは笑い話ではないことを実感。近くの焼肉屋で遅い昼飯。肉が好きなオヤジだがカルビを3切れほど食べると、もういいという。3時過ぎ帰店。姉から間もなく、どうだったという電話あり。今日は妻の誕生日。贈り物のかわりに、心を込めておめでとうをいう。来年3月のオレの誕生日まで妻が1歳上になるので、アネさんと呼ぼう。
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| 11:17
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2008.07.13 Sun
勉強、勉強
4回目の採蜜。晴天で気温も高い。仲治さんの蜂の扱いはとても丁寧で気持ちがいい。蜂への思いを感じる。すべてが勉強になる。仲治さんには小学生のころ将棋を教えてもらったが、こうして再び教えを受けているのがなんだか嬉しい。一番の感動は王台から新女王蜂の誕生に遭遇できたこと。妻が写真を撮る。ところが1日か2日早く女王蜂が誕生していたのが判明。金曜日には間違いなくいなかったからその日の午後か土曜に誕生したのだ。どちらかが死ぬ運命だ。収穫はまずまず。栗の花蜜も入っているがそればかりではない。クローバーの味もする。後半、睡眠不足が祟って頭がモーローとしてくる。大量に汗をかいたのでシャワーを浴び、生き返る。ソファにひっくり返っていると爆睡してしまう。といってもホンの小1時間。これが気持ちいいんだな。
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| 11:16
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2008.07.12 Sat
本も読めない
午後から姉兄が店に集合しオヤジのことで相談する。終了後、兄とふたりでオヤジのところへ行く。義母に今後のことでいろいろな提案やらあれこれ。話は兄に任せてオレはオヤジの相手をしていた。約1時間半。夜、あれこれ考えていると眠れなくなってしまった。明日は採蜜だから早く寝なければならないのに。
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| 11:14
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2008.07.11 Fri
いいお湿りならびに事務連絡
雨の一日。乾燥しきっていたのでいいお湿りだ。8時50分に店に行くと間もなく仲治さんも来る。さっそく蜜蜂の様子を見てもらう。雨だから蜂の攻撃がいつもより苛烈だ。分蜂してきた蜂の女王蜂は未交尾ではないかという。確かに産卵した形跡がない。昨日入れたハチミツはすっかり巣に運び込まれ空になっていた。次に見た巣箱の巣には王台がいくつもあり、ここには女王蜂がいないのではないかという。確かに1枚1枚仔細に見ても女王蜂は見当たらない。よくあることだが採蜜のときや内検のとき潰してしまうことがあると気に留めない風なので安心する。王台の一番大きなものだけ残し、あとは採蜜のときに取ってしまえばいいとのこと。蜜のたまり具合は順調だが、舐めてみても何の花か判らないが味はいい。蜜蓋をかけているので日曜に採蜜することに決定。顔を保護する面布のなかに1匹の蜂が侵入し、危なく刺されるところだった。落ち着いて面布の外に出してやる。防衛隊の蜂なら一発で刺されていたところだ。整形外科には早めに行くので来なくてもいいということになった。5時過ぎ、オヤジから電話がくるも会話にならず。一方的にオヤジの話を聞いていたが、奇妙なことを口走るので、来るべきものが来たなと暗澹たる思いする。10時過ぎ、義母(オヤジは再婚している)から様子がヘンなので来てくれとの電話。兄に電話して用意をしていると再び電話。落ち着いたから来なくてもいいという。兄にも電話してあれこれ話す。
【事務連絡】
本の注文者にメールを送っているのだが、すべて返送されてしまう。開高健を注文いただいたSさん、これを読んでいたら正しいメールアドレスをお知らせください。発送はしていません。
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| 10:49
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2008.07.10 Thu
草臥れた
午前中はオヤジの病院に付き添う。詳しい話は省略。あれこれ話が聞けてよかった。転倒した際、頭を打っているので至急脳外科で診てもらうよういわれる。午後から行きつけの脳外科へ行くことになるが、サミット期間中は待ってもらっていた配達約束があるので、ここはパスさせてもらう。本当はここも行って話を聞きたかったのだが、如何ともしがたい。朝のうち曇っていたが、11時ごろから晴れ上がり気温も27℃まで上昇。これで7月に入って10日連続夏日が続いていることになる。午後からは雲が広がる。夕方、ハチの点検すると分蜂してきた巣箱にはハチミツがまったく溜まっていない。エサ切れになるのではと心配になり、ハチミツをいれてやる。明日は雨の予報なので仲治さんに明日来てもらうことにする。オヤジから電話あり。明日、整形外科に連れて行ってくれという。聞いてみると頭は問題なかったが手指にひびが入っていたという。そうだろうな、あのぶす色の痣は尋常ではなかった。それでも自分で電話するまで元気になったようでちょっと安心する。夜は第1、2書庫で本の探索。1冊が見つからない。大汗をかく。冬は寒く夏は暑い最悪の部屋だ。深夜に入浴。早くも雨が降り出してきた。なんだかこの1週間はハードで草臥れてたなあ。
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| 10:49
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2008.07.09 Wed
小樽行き
定休日だが小樽の配達へ行く日。8時40分起床。曇天で蒸し暑い。支度をしていると杉村から電話あり。夏休みをとったので遊ぼうぜという。小樽行きを告げると、オレもドライブしたいというので一緒に行くことにする。店へ行き準備をして杉村を迎えに行く。心配していたサミットの影響はなくスムースに小樽まで行けた。軒数も多く、余市まで行ったので終了したのが4時半を過ぎていた。休憩は住吉町のてんぷら倶楽部で昼飯を食べたときと、余市に古本屋があると杉村が教えてくれたのでそこに行ったときだけ。余市に古本屋があるとは知らなかった。100円本ばかり6冊購入。ほかに無料本も2冊ありがたく頂戴してくる。杉村は前回、子母沢寛の『小説のネタ』の元版を無料本コーナーで見つけたという。開店して15年になるらしいが全く知らなかった。最初のうちは札幌で仕入れていたが、今は客買いだけで充分すぎるほどとのこと。たしかに本を詰めたダンボールが堆く積まれていた。う〜ん、余市も侮れないぞ。帰ってから、オヤジのところへ電話して様子を聞く。今日は体調がよく一人でしゃきしゃきと便所にも行けたし、朝昼晩ときちんと食事も食べたとのこと。明日、病院に連れて行く旨話す。サミット閉幕。これだけ大騒ぎして金もふんだんに遣いまくり、収穫らしいものは見当たらない。言葉だけ帳尻を合わせただけだ。
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| 12:51
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2008.07.08 Tue
オヤジを見舞う
夕方にオヤジの家に行った妻から、オヤジがかなり具合が悪いと聞き動揺する。87歳だからなにがあっても不思議ではない。そそくさとメシを食い9時に兄とオヤジの様子を見に行く。居間のソファでオヤジは寝ていた。2,3日前から昼夜が逆転した睡眠になっているという。寝ている側でここ数日の状態を聞くが一向に目を覚まさない。夜にごそごそやっていて何度も転倒したという。腕に打撲の痣が何箇所もあり息を呑む。頭も打ったらしく後頭部にカットバンが貼られている。どうして病院に連れて行かないのかという言葉を飲み込む。10時近くに漸く目覚め、便所へ行く。兄と両腕を抱え付き添うが、手助けはしないでなるたけ一人でさせてといわれる。オヤジは起きぬけでもあり呂律が怪しい。戻るとすぐソファに横になる。耳がすっかり遠くなったオヤジとの会話はまどろっこしい。補聴器も機能していない。食欲もないと言っていたが話しているうちに、食べようかというのでちょっと安心し11時になっていたので辞去する。そのときオヤジがオレに握手といって手をだすので、笑いながら握り返すがショックを受ける。こんなことは初めてだ。よろしくお願いしますと頭を下げドアを閉めた。外に出ると兄がどこかでコーヒーでも飲んで行こうというので、桜コーヒー店へ行く。1時間これからのことを話して別れる。妻が寝ずに待っていたので報告しているうちに声が大きくなってしまい、何度か注意される。オヤジよ、長生きするってぇのも大変だな。
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| 12:50
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2008.07.07 Mon
後遺症
イテテ、イテテと8時50分起床。情けないが体中が痛い。ゴルフってこんなに体を使うスポーツだっけ。最盛期(自分自身の)には3日連続プレーしたこともあるというのに。1ラウンド回った後、物足りなくて夜間照明のあるショートコースでプレーしたこともある。40代って意外と元気あったのね。出るのはグチばかり。今日は曇天、朝のうち小雨も降る。洞爺湖サミット開幕。過剰といっていい警備で高速のあちこちが通行止め。街中もひどいようだ。サミット開催費用も膨大なものだろうが、それだけの価値があるのか甚だ疑問。治子夫人に電話する。元気そうなハリのある声で安心する。午後から妻は義母に手伝ってもらいサクランボの摘み取り作業。木登りも大好き人間だ。晩飯を義母も一緒に食べる。ジンギスカン。ビールが旨い(って、こればっかり)。
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2008.07.06 Sun
10年ぶりのゴルフ
晴天。ゴルフ日和なのだろうが、体中が痛いし、腰にも鈍痛がある。11時40分、中村が迎えに来てくれ出発。札幌南GC(旧定山渓GC)駒岡コースまで店から5分ほどで行ける。12時半スタートだから中村はさっそくパターの練習へ行くも、オレはひたすら体力温存っていうかやる気なし。久しぶりに会う田原、塚崎と旧交を温める。二人とも汗びっしょりなのですでに練習してきたらしい。他のクラスの連中とも挨拶を交わすもみなオジサン顔に変貌し、まるで判らない。それでもヤアヤアと親しげに話せるのが同期会のいいところ。ゴルフは案の定の出来栄え。最初のハーフはまだバカ話で笑い興じて盛り上がっていたが、後半は疲れきって無口になる。なにしろ今日も30℃を超える暑さだ。名門コースらしくキャディさんがとても感じがよく的確にアドバイスしてくれた。悲しいのは言われたとおりにプレーできない腕前だ。5時半終了。オジさんコンペだからこのくらいの時間がかかるのだ。表彰式がすぐあり、中村が3位、田原は順位賞は外れ、ニアピン賞、塚崎はブービー賞をもらう。恥ずかしながらブービーメーカーはオレだ。つまりびりっけつ。塚崎に半分はオレに権利があると主張するも軽くいなされ、手ぶらで帰る羽目に。こんなの初めて。どやどやと風呂へ行き汗を流す。顔ばかりでなくみなさん体型もオジさんになっていて安心する(なんでやねん)。ゴルフ場でビールを呑めなかったので、家に帰ってビールビール。久しぶりに12時前に寝る。爆睡。
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2008.07.05 Sat
真夏日
晴天、気温も30℃を超える真夏日。体のあちこちが痛い。杉村から電話。今日の道新に国産の蜂蜜が品不足の記事が載っていたという。餃子農薬混入事件以来、中国産ハチミツが敬遠され国産にシフトされていること、温暖化の影響で国産物が年々減少していることが背景にあるというもの。ありがたい記事である反面、これでますます値上げが促進されるなと心配になる。それでなくても食料品の値上がりに悲鳴を上げているのだから、嗜好品のハチミツの買い控えに繋がってしまう。健康食品としてもっと定着化しなければ打撃が大きい。夕方、昨日に続いてゴルフの練習。昨日より多少は勘が戻ってきたが安定しないし、飛距離も落ちている。割と得意だったフェアウェイウッドがまるでダメ。プリペイドカードを使い切るまでとやろうと思っていたが、右手拇指の腹の皮がはがれ痛く断念。これで明日は無事にクラブを振れるのか。だいたいこんな箇所の皮がはがれるなんてグリップが違っているんだよな。必要以上にきつく握ってしまうので指がこわばっている。ますます明日が気重になってくる。
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2008.07.04 Fri
眠い
曇天だが蒸し暑い。2夜連続の睡眠不足で眠い、眠い。午前3時を過ぎると白々と薄明るくなり、30分ほど経つと鳥たちが活動を開始する鳴き声が始まり、ほどなく朝刊を配達するバイクの音が近くに遠くに聞こえ始める。そうなると枕もとのスタンドを消しても部屋のなかは、しっかり輪郭が明瞭に見えるほどの明るさだ。ヤバイ、寝なくちゃと思いながら無性にタバコをすいたくなり、また起き出して1本のタバコに火を点ける。こんなことやってたらいつまでも寝られないよな。起こされても頭のなかは靄で充たされている。加齢の頭がすっきりしないというのはこういう状態が続くのかもしれないな。こういうときは体を動かすに限る。蜂蜜のタンク詰め作業で汗を流す。ゴルフの打ちっぱなしへも行く。6日に高校の同期会のコンペがあるのだ。ゴルフは山口瞳書誌を始めてから止めた。週末は図書館通いに当てたから。それでもサラリーマン時代は接待ゴルフなどもあり年数回はやっていたが早期退職後は一度もクラブを握っていない。ほぼ10年のブランクなのだ。今回も誘いの電話をもらったときも断り続けたのだが執拗かつ熱烈な口舌に負けた。中村に頼んでクラスの塚崎(道庁勤務)田原(中学校校長)に声をかけてもらい1組のメンツを揃えることできた。中村には4人に声をかけてもらい1組揃ったら抜けようと思っていたのだが、もう一人がやはり他のゴルフ約束があってダメだったのだ。キレイさっぱり体もゴルフを忘れきっていた。空振るはボールが上がらないはで深く落ち込む。10球も打てば疲れるしで休んでばかり。自転車は何十年乗らなくても体が覚えていてすぐ乗れるというのに。グリップも忘れて、どうだったっけ、と話にならない。悄然と店に戻る。参加を断るいい口実がないか思案する。帰宅すると国立公民館の田島さんから「くにたち公民館だより」が届いていた。内容空疎をカバーするため田島さんがあれこれ工夫してくれた誌面になっていてとてもいい。山口先生の写真(治子夫人提供)が1面を飾っている。他にもいまや懐かしの国立駅舎三角屋根を柳原良平さんが描いた『わが町』や「山口瞳通信」7号の写真を挿れてくれている。元気を取り戻す。
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2008.07.02 Wed
定休日
11時起床。晴天、すでに25℃の夏日気温。たっぷりの睡眠が疲れをとってくれ体は軽い。ゆっくり朝刊を読みながら朝昼兼用第1食。「どんぐり」のピロシキとチーズパン。サラダ、目玉焼きとコーヒー。昨夜の頑として巣箱に入らなかったミツバチ数匹が台所の窓で騒いでいる。1匹ずつ外に出す。中央図書館へ本の返却並びに借り入れ数冊。近くの田中書店を覗くも、中古レコードがメインになり本の数がますます減少している。小西甚一『俳句の世界』(講談社学術文庫)500円と目録用文庫2冊各200円。状態はあまり良くないが初版だから買う。それにしても文庫の初版に拘る風潮に未だについていけないなあ。新刊書店コーチャンフォーへ新刊をチェックに寄る。心動くもの数冊あるもチェックだけ。店に寄って昨日の巣箱の様子を見て帰る。妻が夕方からバーゲンへ行くので真駒内駅まで送り、モモの散歩。夜は納豆ソバを作る。モモは妻がいないのであっちウロウロ状態。飯も食わず寝もしない。困ったもンだ。暑いので窓を全開しているので、近所の幼児が遊んでいる叫び声にモモが反応し吠え立てるので余計うるさい。子供はなにをするにも全力投球だな。いっそ気持ちがいい。9時半、妻を迎えに真駒内駅まで。駅が近づくに連れてモモが興奮し始める。あとは狂喜乱舞。こいつ、うれションしなかっただろうなと、つい意地悪くなってしまう。義妹とグランドホテルのビッグジョッキで呑んできたという。ここはビールも旨いがおつまみも旨いのだ。暫らく行ってないので羨ましい。
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2008.07.01 Tue
ハチ騒動
7時半起床。晴天。3回目の採蜜。良質のアカシヤ蜂蜜が採れた。3回目ともなると手順が頭にはいり手際よく作業が進む。これでアカシヤは終り、次は栗に期待。ヤレヤレと思っていたら、夕方家に帰った妻からパニクッた電話がくる。自宅にミツバチが大量に入り込んでいるというのだ。瞬間的に恐れていた分蜂かと思った。分蜂というのは一つの群れの中で女王蜂が2匹誕生した場合に生じるお家騒動で、1匹の女王蜂がその取り巻を引き連れて出て行く行動をいうのだが、その場合当然群れが2分し弱体化してしまう。養蜂家が一番神経をつかう点だ。裏の巣箱を見に行くがそれらしい兆候はない。それにしても何故蜂が家内に入れたのだろう。子供たちはバーゲンと大学に行っているから不在だが、窓を閉め忘れたのか。緊急事態だから店を閉め家に戻る。台所の窓にワンワンと蜂が群がっている。窓を全開にして追い出そうとするが、出た蜂はまたすぐ戻ってくる。なにがなんでも家のなかに執着する。これはシロートには手に負えないと、オヤジに来てもらう。庭に出てみると、換気口からなかに入り込んでいるようだ。何匹も換気口周辺を飛び回っているのが判った。オヤジは見るなり、どこかの蜂が分蜂したものだ、女王蜂を捕獲したらあとは簡単にみんな一度に一網打尽できるという。小さな巣箱と巣脾枠を2枚(うち1枚は蜂ごと)用意して台所にセットする。巣箱の入口を開けると、当然、持ってきた巣脾枠の蜂が一斉に飛び出してきて台所は蜂の羽音で充たされる。どうなることやらと心配するも8時半過ぎ大半の蜂は巣箱に入りホッとする。オヤジはセットして、あとは自然に巣箱に入るのを待つしかないと帰ったので、それまで内心不安だった。入口を閉め店裏へ持って行き、まだ数匹は台所にいるだろうが、ひと段落。それにしても分蜂は判ったが、それがなぜウチの家に入り込んだのかと妻とグチりあう。なんでウチだったのか。他家なら当然殺虫剤で殺されていただろうから、昆虫特有の超能力でここなら安全と判断したのか。それにしてもなあ、あまりの偶然というか辻褄が符合しすぎて気持ち悪い。どっと疲れた。風呂に入って早々に寝る。
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