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ヘアヌード2態

午後から配達も兼ねて、JR札幌駅傍の皮膚科へ行く。背中、耳のなか、右足首の3ヶ所を診てもらうため。地下鉄で街に出て、まず配達を済ませ、皮膚科へ行く。ひどく混んでいたが、手際よく進み、それほどの待ち時間はなかった。耳と背中は共通したもので、加齢が原因といわれる。やれやれ、加齢といわれると何も言えない。足首は別の要因だが、1週間ほどの薬の塗布で快くなるといわれる。

南陽堂を久しぶりに覗く。武田百合子『犬が星見た』(中公文庫)1冊買う。単行本を持っているので文庫は買わなかった(はずだ)。その単行本が見当たらないんだよ。解説を色川武大が書いていて、これがまたいい。

その後、紀伊国屋書店を覗く。コーチャンフォーで品切れだった山口果林『安倍公房とわたし』があったので、見るとわずか5日間で増刷されているのでちょっと吃驚。こんなに安倍公房は人気あるのか、と見ていくと、最初にグラビアページがあり、山口果林の写真が載っている。まあ、女優だし確かにキレイだからなとページを繰ると、なんとヘアヌード写真まであるのにこれまた吃驚。なんで、こんな写真まで載せる必要があるんだと思うが、多分これは安倍公房が撮ったものだろう。カメラが好きだったからな。心動くが買わず。

狸小路のシアターキノまで歩く。蒸し暑く気持ちの悪い汗をかく。途中、ドトールで少休憩。アイスコーヒーをと思ったのだが、頼む段になるとエスプレッソのMサイズと言ってしまった。喉の渇きは水で十分だろうと思い、アイスコーヒーなんかを飲むのは自らの信義に悖ると思ったのだが、やっぱりミスチョイスだった。

映画は『戦争と一人の女』。監督の井上淳一は若松孝二の弟子なんだってね。原作は坂口安吾だというが、この表題は記憶にない。まあ「白痴」を中心に同じ時期の作品を加えてのものだろうと見当をつけた。今日が最終日で夕方5時15分上映。観客は30名弱か。

映画はまずまず面白かった。ただ、なんだね、敗戦色濃い世相のなかでニヒリズム的な科白というのは、どうにも底が浅く感じてしまうものだね。小説の書けない作家と、モデルは坂口安吾なんだろうけど、娼婦とのやりとりはあまりに青臭くていたたまれない。

この二人と、小平義雄をモデルにした右腕を失くした帰還兵を絡ませたのはよかった。戦後、この帰還兵が逮捕され取り調べに、戦時中は同じことを繰り返して勲章をもらったのにと抗弁したり、天皇制批判を繰り広げるところは見ごたえがあった。

もう一つ、ぎょっとしたのは、男と女の絡みのなかでヘアヌードシーンが何か所もあったことだ。ついにここまで来たか。ま、週刊誌には何年も前から堂々と載っているのだから、当然といえば当然なんだけどね。これまでの映倫との戦いを仄聞しているだけに、やったね!と拍手したくなったよ。

きょうの三文の徳:モモとショー太の朝の散歩を終え、2階の自室でがそこそやっていたら(ようやく涼しくなったからね)、『新日本文学』の中野重治―人とその文学が出てきて、おお、懐かしいと見ていると、広告ページに川崎彰彦の名前を発見。『戦後短篇小説傑作集』中の島尾敏雄「摩天楼」の解題を書いているのが川崎彰彦なんだよ。島尾敏雄について書いていたのか、という驚きと新発見に思わず祝杯を挙げたくなった。
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