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「雑記」のこと、宇多滋樹さんのこと

「雑記」は川崎彰彦が1970年に大阪で初めてだした「燃える河馬」の同人だった太田順三が新たに出した同人誌で、「燃える河馬」同人はほぼ全員同人になっている。「河馬」の年2回もしくは1回という発行ペースがまどろっこしいと始められたものだ。

書きたくて書きたくて、そして書いたら誰かに読んでもらいたい一心だったのだろう。太田順三は才能ある作家だったのに、やはり脳内出血で倒れてしまった。いつ倒れたのか、どういう状態だったのかなどの詳細は判らない。1979年に雑記舎から『水の戯れ』という短篇集をだした。初めての作品集である。そこに小沢信男が解説というか跋文というか推薦文というかを書いている。これがじつにいい。なんでも小沢信男の初めての跋文らしい。帯には北川荘平の推薦文という豪華さだ。

10号まではガリ版で「月刊雑記」という誌名で文字通り毎月発行のペースだった。11号以降は隔月刊でタイプ印刷になった。ところで『水の戯れ』を出した雑記舎だが、発行者の名前をみると宇多滋樹さんだったので驚いた。宇多さんというひとは本当にエライひとだな。自分のことよりひとのために動き回っている。

川崎さんの奈良新聞の長期連載「くぬぎ丘雑記」、たなかよしゆきとの往復書簡形式のエッセイ「樹の声鳥の歌」の連載(週刊新聞「トラック日本」)も、『まるい世界』のファラオ企画版の再刊も、『くぬぎ丘雑記』の単行本化も、みいんな宇多さんの尽力によるものだ。河瀬直美監督のカンヌ映画祭でグランプリをとった『殯の森』で宇多さんはなんと主演をしているんだよね。DVDになってるのかしらん、ぜひ観たい。
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