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清水昶の処女詩集

京都の善行堂さんの「古本ソムリエの日記」を読んでいて、吃驚仰天したのが、5月23日である。そこに秋田の築地文庫から清水昶の第一詩集『暗視の中を疾走する朝』の復刻版が届いた、とあったからだ。これには本当に驚いた。

なにしろ、ほとんど誰も見たことのない手書きの詩集といわれていたからね。第二詩集の『長いのど』は日本の古本屋をチェックすると3冊ほどヒットする。それがいずれも4万円以上の値がついているので、いつかはと思っていた。そう思っていながらもう数年経っているけどね。昨年、清水昶が急逝したとき(と書いて、不安を覚えて調べたら、なんと2011年5月30日だったので愕然とした。年を取るというのはこういうことなんだね)、しばらくぶりに清水昶の詩を読んだ。やっぱりいいなと思い、思い切って『長いのど』を石神井書林から買おうかと酒を呑みながらぐじぐじ考えたんだっけ。

同書林店主の内堀弘は『古本の時間』に「清水昶の第一詩集も画用紙に印刷した手作りだったという」と書いているのだから、内堀さんですらこの詩集を見ていないのだろう。現物は兄の哲男や部屋をシェアしていた正津勉ぐらいしか持っていないのではないだろうか。その詩集が復刻版で出てくるなんて。

すぐ、版元の築地文庫(秋田の古書店)を調べて電話をかけた。だが、この電話は現在使われておりませんのテープが流れるだけ。こうなるとお手上げ。善行堂で扱ってくれることを祈るだけ。その願いは叶えられた。31日に『暗視の中を疾走する朝』は届いた。一日遅れの命日に詩集を前に酒を呑んだ。
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