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清水昶をもう少し

清水昶の最後のエッセイ集は『天皇陛下の銀時計』(邑書林・1995年5月刊)なのだが、これは署名入りを持っている。東京堂書店のカバーがかけられているから、そこで買ったものだろう。いまはどうか知らないが、この当時はよく署名入りの新刊を置いてあった。

署名はブルーブラックのインクの万年筆文字で、昔ながらの独特の書体(これがなかなかカッコいい)のサインである。目次をみると、しょっぱなから「日記・病院にて」。続いて「酩酊日記」と日記2篇。買ったときに読んでいるはずなのに、まったく記憶がない。本当に読んだのかしらん。

読んでみると面白い。ついついこの日録2篇を読んでしまう。40歳を過ぎての清水昶はあれこれ病気がちだったのか。86年には背骨を骨折したとも記してある。この日録の入院の原因だった爪先の痺れが5年前にもあり、それが因での骨折なのかは不明。いずれにしてもアルコール依存症でもあったから、内臓なんかもあちこちガタがきていたのだろう。それでも署名の文字は震えることもなく美しい。

この日録は同人誌「飾粽」に発表したもの。この雑誌は残念ながら一冊も持っていない。何号まで出たかも知らないが、できれば手に取って見てみたいと思い、インターネットをあちこち検索したがヒットしない。清水昶の詩集の殆どは持っているが、後半のものは満足に読んでいないので、『百年』『学校』を読んでみた。うん、やっぱりいい詩が多い。いつか、5月30日の命日に吉祥寺の「中清」に行ってみようと改めて思った。
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