2007.09.18 Tue
津田さんが山田稔らの『日本小説を読む』の山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』の項をコピーして送ってくれた。早速読むとこれがメチャクチャ面白い。本が出てからいつごろに話しあったものか不明だが、トンチンカンな評が多いのも刊行時の『江分利満氏〜』の受け入れ方が判る。これは小説ではないという評はやはりあったのだな。報告者の山本明はさすがに正確にこの作品を理解している。山本明はレジュメに「山口瞳の作品には、本当の意味での『市民精神』の原型がある」という一文があり、全体に山口瞳の旗色は悪いのだが、山本明が頑張ってくれている。この『日本小説を読む』はぜひ、欲しい。こんなふうに小説を語り合える集まりというのは楽しいだろうな。そんな思いをさせる雰囲気が誌面から伝わってくる。津田さんは他にも盛厚三さんの個人誌「北方人」を送ってくれた。ここでも津田さんが詩人の黒部節子を追い求める“探偵”ぶりが書かれていて、脱帽する。
夜、北村さんに電話をする。穏やかな話し振りに好感。酔いが残っていて一方的に話してしまい、切ったあと苦い後味。
夜、北村さんに電話をする。穏やかな話し振りに好感。酔いが残っていて一方的に話してしまい、切ったあと苦い後味。

