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『ないしょ』を注文する

晴天なれど気温は上がらず。仕事の合間、合間に『新・文学入門』を読み継ぐ。新・詩集の項を読んでいると、『伊藤茂次詩集 ないしょ』(亀鳴屋刊)を絶賛している。全く知らない詩人だが、大野新と双林プリントで同僚だったという。紹介されている詩「ないしょ」「辻潤再来」を読むとこれがとてもいい。限定333部だというから、もう品切れだろうなと思いつつ、亀鳴屋(亀の字は旧字)へアクセスするとまだ残っていた。嬉しい。夜になって亀鳴屋さんから確認メールが届いたが、末尾に店主日記を愛読しているとあり、驚愕しうろたえたしまった。この詩集を編んだ外村彰というのは外村繁の孫で書誌を編んだ人ではないだろうか。ソフトボールはまた上野が投げぬきアメリカに勝って初の金メダル。肩入れしていたなでしこジャパンは残念ながらドイツに負け4位。ゲルマン民族との体格差はいかんともしがたい。大人と子供の試合をみているようだった。終了間際に1点を獲った執念に胸が熱くなる。

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キアイだ〜!

11時半起床。曇天。朝のうちは激しい雨が降っていたという。寝すぎなのか頭がすっきりしない。五輪のソフトボール対アメリカ戦をぼんやり見ているうちに、ついつい引き込まれてしまう。昨夜は借りてきた『新・文学入門』にはまってしまい、夜更かしになってしまった。岡崎武志と山本善行のかけあい漫才のようなやりとりがなんとも愉しい。さすが大阪モンの二人だ。押さえるところはしっかり押さえているので、古本好きには応えられない。夜は兄姉と(その子供たち)札幌華僑会館にある養源郷で晩飯を食べる。ここは穴場だ。初めて華僑会館の存在を知った。安くて旨くてボリュームも充分。大人数だといろいろな皿を注文できるので中華が一番いい。オレ一人だけビールを呑むが(兄も姉も車なのだ)相棒がいないから紹興酒はやめた。アネさんは胃の調子が戻らず、泣く泣く欠席。兄は22日から10日間の予定で東欧へ行くという。満足して帰るとソフトボールは3位決定戦に延長12回サヨナラ勝利して、明日またアメリカと決勝戦だという。上野はアメリカ戦、オーストラリア戦(ともに延長戦)2試合、320球を一人で投げきった。星野ジャパンはこれも延長戦でこちらはアメリカに負ける。打てない。投手陣は頑張っているのに、ここ1本がでない。女子ソフトメンバーのような気迫が感じられない。アニマル浜口に気合を入れてもらいたい。キアイだ!キアイだ!キアイだ〜!

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今週もよく働いた

朝、宅急便で起こされる。N氏から八千代の梨だ。ここの梨は甘くて水分たっぷりで大好物。嬉しい。野崎から土産(松前漬け)を預かっているというので、配達に行く前に杉村宅へ寄り、一緒に中央図書館へ行く。返却忘れが1冊あった。杉村は小樽新聞のマイクロフィルムをチェックする由。本を返し『新・文学入門』を借りて西区手稲区へ向かう。琴似のセカンズが店を閉めてから愉しみがなくなった。途中で昼飯を食おうかと思ったが、いや、いや松前漬けがあるとまっすぐ店に戻る。数の子入りの松前漬けが旨い。野崎、ありがとう! 今日は昨日とうって変わって客が多い。7時に店を閉め、明日は休みだと家に戻るとすぐ北国新聞(金沢)のI氏から電話がくる。倫敦屋の戸田さんが持っている山口瞳原稿の初出がどうしても判らないので教えて欲しいというもの。表題を聞いてもピンとこない。枚数から考えるとオール読物の「おしまいのページ」か、別冊文藝春秋の「ラストワン」だろうとあたりをつけ、時間をもらう。電話を切ると鍋焼饂飩が出来上がってきたので、吃驚。この時期に鍋焼饂飩かよ。アネさんの胃が調子悪いこと(キンキンに冷えたビールととうきびの食べ過ぎが原因)と、この気温ならおかしくないと言われ納得。酒も呑まず黙々と食べ、初出調べ。やはり「ラストワン」の1篇だった。I氏に連絡すると、文藝春秋にも照会しているんですけどねぇ、と不審そうにいうので、新聞社はすべての記事をデータベース化しているのだろうか。新聞を送ってくれるというので、どんな記事なのか愉しみ。

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あかんなあ

出勤して間もなく仲治さんが来る。分蜂してきた蜂が順調に増えてきたので、普通サイズの巣箱に変える。新たな巣脾を2枚入れる。蓄蜜も充分でそれぞれしっかりと蜜蓋をかけているので、仲治さんは一部だけでも採蜜しようかという。少考後、やめにした。内検後、仲治さんは1群だけでも越冬に挑戦したらどうかと盛んに嗾ける。う〜ん、もう少し考えよう。午後からアガリー夫妻が来る。パソコンのレクチュアーとチラシ用の写真を撮ってくれた。夕方、杉村から野崎が札幌に帰ってきているので呑もうと誘いが来る。今回はパスさせてもらう。今夜はきのう杉村から貰った揚げに納豆を詰めて焼いたものと鰤カマで一人しみじみ呑みたい気分だった。長女が作ったビーフンの料理がバカウマ。これほど太くて硬いビーフンは初めて食べた。豆腐が旨い豆腐屋の揚げも当然旨い。肴が旨けりゃ当然酒もすすむ。しみじみとならず陽気に呑んでしまった。あかんなあ。

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希望は戦争!

朝刊に連載されている「二つの戦後」4回目のきょうは“格差泥沼「いっそ戦争」”の見出しに一瞬たじろぐ。記事を読みいろいろ考えさせられた。短絡的に戦争でリセットしたいという思いは到底容認はできない。が、どう反論するのかとなると難しい。手垢にまみれた言葉は彼らが直面している現実の前では無力だ。ロストジェネレーションはまさしく長女と長男の世代でもある。昨日の土本典昭といい、無性に焦燥感に駆られてしまう。東京行きの手配がまだだったので、慌てて代理店へ行き、手続きしてきた。今回は2泊3日にした。午後、杉村が厚田の豆腐と揚げを持ってきてくれる。夜に冷奴で食べるとねっとりと濃くがあり旨い。ビールを呑んでいると寒くなり、アネさんが呑んでいる赤ワインにかえる。もう、すっかり秋だ。日本酒が欲しくなる。

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